天然薬効研究所
アオイ科の植物には、食用のオクラ・カカオ・ドリアンなど、
花木等としてムクゲ・フヨウ・ハイビスカスなどが分類されています。
食害虫に、ワタノメイガがあります。幼虫はハマキムシとも言われ、
葉を包み込むように丸め、中から食害をします。
この虫に対する登録薬剤は無いそうです。
この被害にあったムクゲの生垣は、緑の葉が無くなり
全体として薄茶の外観で、枝先の蕾のみが確認されています。
緊急措置として、当方の『みどり守』希釈液を噴霧したところ
幼虫は、ばらばらと落下しました。
後に生垣を観察しましたが、確認した幼虫は1匹のみでした。
当方の『GN-502粉末』を葉の出る前に根元に散布すれば、土壌を改良し
植物がその成分を吸収し、葉に至り、食害の予防効果が出ます。
柿の木のイラガ・アメリカシロヒトリで実証済みです。
盛夏に大きな花を次々と咲かせ、耐寒・耐暑に強いムクゲ の害虫
ワタノメイガは、なかなかしぶとい存在です。
陽光のもと、白や紫の大きく鮮やかな花を見たいものです。