スタッフの「ボソ」

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ゆめ、か・・・

2008-02-28 13:04:37 | スタッフの「ボソ」
 珍しくカウンターで一人酒をしていました。

一席おいた隣に老人が来て、マスターと話を始めました。

聞くとも無く、居りますと

「昔、ユーラシア大陸の奥にロプとエタという湖(ノール)が有ってね。
湖にはそれぞれ、化身である美しい姫が居た。

ロプ姫は気まぐれで、時々で姿を変え、居場所を変えておった。
かたやエタ姫はとても控えめで、地味ながらも人々に恩恵を与えていた。

そんなある日、姫の噂を聞き 
遠方の国より、聡明なバイオ王子が来られた。

王子は、ロプ姫には会えず
エタ姫と恋に落ち、結婚したそうな。

お二人の結婚は、国中の注目を浴びる事となった。

人々は「これで国を脅かしていた、コニ(CO2)という妖怪から開放される」
と喜んだ。

そして、お二人の新居を造るため
広大な森林を伐採しようとした。

ある人は、「森林はすでに、コニから国を守っている。その森林を無くしたら
コニの勢いを増強するようなものだ」と言った。

意見対立は、なかなか結論が出なかったと。

バイオ王子とエタ姫は、大変困り
「私たちの家は、皆さんが使った後のもので結構です」と言われたそうな。

昔もさることながら
今このときこそ、必要な人たちじゃなぁ」



ここまで聞き、このようなリーダーが国を救うのだろうと思いました。

もっとよく聞こうと、老人のほうに顔を向けますと眩暈が・・・

暫く目をつむり、落ち着いてから横を見ますと
老人が居ません。

「横のおじいさんは、どうしましたか?」とマスターに聞きますと
怪訝な顔をして「いません」とのこと。

夢なのでしょうか
ゆめなのでしょうか