スタッフの「ボソ」

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サメは気をつけないと

2009-05-31 17:37:38 | スタッフの「ボソ」
 飛行機の中で、私がビデオを見終わるところへ、彼らは変なカメラを持ちながら乗り込んで来ました。
8人いました。乗客の私たちは、検疫のために青い服に身を固めた彼らを眺めるしかできませんでした。
「アッ、日本に着いたな」とつぶやきました。

 世界中で1万人がかかった新型インフルエンザが、こんな大変な恐怖の原因です。
世界中で1万人しかいないというのに、皆は恐れています。
大阪ではどこの店に行っても、マスクが売り切れたらしいです。

新型インフルエンザで最も影響されたメキシコの隣の国から着た私は、マスクを着けなくても元気です。
実は一度も心配したことがありません。

 毎日車に乗って、事故で死ぬ可能性をご存知ですか。
旅行で海に入って、サメにかまれて死ぬ可能性は?雷?アフリカミツバチ? 私も知りません。
それを研究すればよかったかもしれませんが、その他のさまざまな原因で死ぬ可能性はもっと高いと思います。

当市内で誰一人、新型インフルエンザにかかってはいません。

 もし交差点で信号を待ちながら、反対側に立っている私を見たら、マスクを着けようとする前に、
ぜひ左右を確かめてから渡ってください。
私から新型インフルエンザにかかることを心配するよりも、行き交う車に気を付ける方がいいでしょう。



 これは5月29日付け地元紙に載った記事です。
執筆者は、この新聞社で研修中の米国の大学生です。

過剰反応とも思える「危機管理」は「パニック」か。
こんな状況を2度も続けて見ますと、彼の指摘もうなずけます。

仲間の医学博士との雑談の中で、今回の新型インフルエンザ感染より
次回の、より強力になるだろうウイルスの感染のほうが危惧される。
誤解を恐れずに言うなら、今回感染し免疫を作ったほうがトータルでは良いかもしれない。
との指摘がありました。

的確な情報公開等により、本質が知らされ各々が納得することが必要です。
それが無いまま、周りが煽り大衆を振り回す。

こんなことを繰り返すと、本当の「危機」のとき「危機管理」が機能しなくなる。
寓話にも有りますよね。

   オー紙少年