フェブラリーS
11番人気のペプチドナイル(藤岡佑介騎乗)が1分35秒7で優勝し、重賞初制覇をG1で達成するとともに1着賞金1億2千万円を獲得した。藤岡佑騎手はこのレース初勝利で、武英智調教師は初のG1制覇。
好スタートから4、5番手を手応えよく進んだペプチドナイルは最後の直線、残り約200メートルで先頭に立ち、そのまま押し切った。中団から伸びた5番人気のガイアフォースが1馬身1/4差の2着。後方から追い込んだ13番人気のセキフウがさらに首差の3着に入った。
◎1イグナイターは11着。確かに着順だけを見れば中央GⅠには力が及ばすと思われて仕方ない。ただレースリプレイを見ると、決して悲観する内容ではなかった。残り1F近くまで先頭。あの厳しい流れで4角回ってグイっと伸び先頭へ。最後甘くなったのは、やはり中央のGⅠでは微妙に距離が長かったという事。1200㍍か1400㍍なら完全にGⅠクラスの馬だと証明できた。
次走はドバイゴールデンシャヒーンか。ドバイの距離はJBCスプリントと同じ1200㍍。スプリント戦なら国際GⅠでも通用するはずだ。ドバイを制し南部杯勝利とJBC連覇で今年もNAR年度代表馬3年連続達成が見えてきた。
馬券は、
×8セキフウ
×9ペプチドナイル
混戦ゆえ×の馬にも馬券内のチャンスはありか。
と、11番人気の勝ち馬も、13番人気の3着馬も、書かなかったけれど2着馬も、イグナイター軸の3連複の相手としては目を引いてあったけれどあくまでもイグナイター軸。惜しいようで惜しくはないのだった。
馬券としては完全玉砕だったけれど、イグナイターの明日が見えたレースだったともいえる。園田から国際GⅠ制覇なんて夢があるじゃないか。