かりめろのゆったりのんびりライフ

主婦兼ライターのかりめろです♪中村吉右衛門さん、パーヴォ・ヤルヴィさんが好きです。お気軽にお立ち寄りくださいね。

美女と野獣をみてきましたが・・😥

2017-05-07 | 映画
たいへん評判を取っている
映画「美女と野獣」をみてきました。
楽しみにしていたのですが、しかし!

主演女優のエマ・ワトソンが
歌えないのは問題だろうと思いますね。
これならアニメ版で十分ですね😃



宣伝でやたらと吹き替え版を押していた理由がわかりました。字幕版がだめだからなんですね。

映像と音楽はきれいだけど、
いかんせんテンポが・・😥😥😥

まあ、毎回傑作に出会えるとは限らないですね😃💞

残念です!

オットと飲み会♪

2017-05-07 | 家族

きのうはヨコハマ某所で、

オットと飲み会(^_^)/

おいしいビールをいただきみました。

オットは梅サワーなどで乾杯

 

 

こちらはトマトサワー

さわやかな風味がきいていて、とてもおいしかったです

 

 

こちらがお店名物のビフテキ!

なんと290円(50g)という驚異の安さ!!

おいしくてビックリです!!

このほか手ごねハンバーグも290円でいただき、

夜は楽しくすぎていきました(^_^)/

 

わたしは家に帰宅し、

オットはのんびりカラオケで熱唱

ただいまオットが帰ってまいりました(笑)

 

ゴールデンウィークもあと1日、

みなさまたのしくおすごしくださいね~(^_^)/


いやはや、彦三郎さんに仰天です!!!!すばらしい!!

2017-05-06 | 芝居

とにかく、超ド級のスターが誕生しました!

坂東彦三郎さんです!!(むかって右の方ですね!)

このブログ、きっちーさまも応援しますが

急きょ、彦三郎さんも応援させていただきます!

この写真は「石切梶原」ですが、

とりあえず、歌舞伎座夜の部を見てきました。

「壽曽我対面」を観ましたが、彦三郎さんの曽我五郎が圧倒的にすばらしいです

はっきりいって、これは「事件」です♪

うちのオットと一緒にいったのですが、

あまりの迫力にオットがすっかりノックアウトされ、

彦三郎さんの大ファンになりました(^^)

なんといっても彦三郎さんのすばらしさは、そのお声!!

大変な美声であるとともに、きっちーさまのすごさとあまりかわらないくらい

すごい迫力のセリフ術で魅了してくださいます。

とにかく、歴代の五郎をわたしもみてきましたが、

当代随一の五郎には違いありません

 

ぜひぜひたくさんの方にみていただいて、

彦三郎さんのすばらしさ、おとうさまの楽善さんの雄大さ、

弟・亀蔵さんのきびきびしたうごきを

ご堪能いただきたいと思います。

来週昼の部をみますので、

大変、大変楽しみです!!

 

彦三郎さん、もっともっと大きな役者さんになりそうなので

これからも大注目していきたいですね

 

 

 

 


お世話になった編集者の方にお会いしました(^^)

2017-05-04 | お仕事ネタ

きのうは、知りあいの俳優さんにチケットを取っていただき、

とあるお芝居を観てまいりました。

とても傑作なので、たくさんの方に見ていただきたのですが、

チケットが完売だそうで・・・・おめでとうございます。

歌舞伎とはまったくことなる現代劇ですが、

「むかしは大変だったのですね」と語る若い観客たちの言葉をきいて

昭和は遠くなりにけり、とおもったものでした。

 

さて、実はうれしい再会がありました。

お世話になった編集者の方が、観劇にこられていました。

すぐに私の顔をわかってくださって、

よもやまばなしに花がさきました。

こうした世界は、本当にご縁が大切なので、

うれしかったですね!

チケットをとってくださった俳優さんも

いろいろ真摯にお話をさせていただき、

大変光栄でした。

かれは大変勉強熱心でもあり、謙虚でもあり、

そして、非常に才能ゆたかな俳優さんなので、

きっと大成してくださると信じています。

 

さまざまなご縁に感謝しつつ、

帰途につきました。

また明日からの活力になりそうです!

 


明日から明治座もスタート!

2017-05-02 | 芝居

 

というわけで、明日3日からは明治座も「五月花形歌舞伎」を上演します。

愛之助さんが座長になられる、奮闘公演です。

そして、注目は、萬太郎さん、米吉さん、隼人さん、壱太郎さん、新悟さん、

橋之助さん、福之助さん、種之助さん・・・・といま人気の若手花形が

総登場すること!

昼の部の「月形半平太」、夜の部「南総里見八犬伝」でそれぞれ大活躍します!

学割もありますので、学生さんはこの機会にぜひごらんになってみてください(^_^)/

 

「月形半平太」

これは私もまったく未見なので、とても楽しみです。もともとは、

新国劇(辰巳柳太郎さん、島田正吾さん、緒形拳さんらが昔所属していた劇団です。

いまは劇団若獅子という名前で活動しています。創設100年を迎える老舗劇団ですね)の

大ヒット作品です。

幕末の京都を舞台に、薩長連合を画策する桂小五郎(片岡亀蔵さん)と、

主人公・月形半平太(愛之助さん)の交流を描きつつ、芸妓の梅松(壱太郎さん)、

染八(新悟さん)をめぐる恋と剣の物語です。

「春雨じゃ、濡れていこう・・」の名台詞でもおなじですね。

「三人連獅子」

親獅子、子獅子、そして母獅子が登場します。上方情緒あふれる舞踊です。

 

「南総里見八犬伝」

曲亭(滝沢)馬琴が1814年(文化11年)から30年近い年月をかけて

書き上げた、大長編の傑作。

仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の8つの玉に引き寄せられた、

8人の犬士たちが、里見家最高のために力を合わせるという波乱万丈の物語。

映画化・舞台化も何度も繰り返され、日本人に愛された不朽の名作です。

 

大変エンターテインメント味あふれる舞台がそろいましたので

こちらも大変楽しみです!!!

ぜひぜひお誘いあわせの上、明治座へお越しください(^_^)/


ドキドキしますね・・・(^^)

2017-05-02 | なかまたち

きのうは、お友達の三味線奏者の方などと、

地元にて楽しく乾杯をしてきました

論文完成をお祝いしてくださるために、

なかまたちがあつまってくれました

本当にありがたいことですね

 

いろいろな方から反響をいただいているのですが、

おかげさまで、なんとなくいい手ごたえを感じています

みんなとてもよろこんでくれて、

この一年間の苦労がむくわれるようでした

 

異口同音にいってくれたことは、

「これで、プロとしての立場をもっともとめられることになるので、

いろいろ気を引き締めてがんばってほしい」ということでした。

いろいろな意味で、わたしの発言も注目されていくでしょう、

ということで、正直ビックリいたしました

 

そこまでの影響力はないのでは、とおもいつつも

やはり言葉を扱う仕事である以上、

もっと「言葉」に対してもデリケートであるべきだし、

芝居そのものについても、

さらに真剣にむかいあっていきたいと思いました。

 

あつまってくれた方々が、

いろいろな意味で、わたしの将来を考えてくれていて、

応援してくださることに

本当に感謝したいと思います

 

ここに集ってくださるみなさまにも

感謝申し上げます

これからも、すえながく、どうぞよろしくお願い申し上げます

 

 

 

 


ネイルにいってみたのですが・・・(@_@)

2017-04-30 | ファッション

きょうはネイルに行ってきたのですが、

ちょっとビックリするようなことがありました

こんな話題がネイルサロンでも、出るようなご時世なのだな・・・と思い、

ちょっと暗然たる気分に

 

きのう、東京では東京メトロが

例の北朝鮮のミサイル問題で、朝、全線ストップしてしまったそうなのですが、

「もしミサイルがおちてきたらどうしましょう? 不安です~」と

ネイリストのおねえさんはなげくのでした。

めずらしいですよね、ネイルサロンでこういう話題がでるなんて?

 

本当になげかわしい事態だと、わたしも思いますし、

みなさんそうおもっておられると思います。

でも、こういう物事はシンプルに考えていったほうがいいような気がします。

いまの北朝鮮は、さしづめ、

「いつもいじめられっ子がカッターナイフをもって学校にやってくるような」状態だと

わたしは思うんです。

窮鼠猫を噛む、のたとえ通りです。

 

アメリカが吠え、中国が無視し、韓国が混乱し、北朝鮮が牙をむく中、

日本はどういう態度をとるべきか、といえば、

やはり、これらの国々に対して

「馬鹿な対立はやめて、融和すべきである。

そして、平和の実現にくみしない国には

どの国に対しても、一切経済協力はしません」という

毅然たる態度をとることだと思います。

 

なんのための日本の平和憲法かと思いますし、

また、こういうトラブルがおきそうなときに、

きちんとした外交交渉をし、日本国民を安全ななかに守ることが、

政治家や官僚のたいせつな役目だとわたしはおもいます。

そのために、わたしたちは高い税金を

かれらの生活のために支払っているわけで、

政治家や官僚は身を律して、清貧な気持ちで、

トラブルなく外交交渉をするために、お給料をもらっている

ということをわすれないでほしいと思います。

 

それができずに、安易にアメリカのいうことに流れたり、

いたずらに北朝鮮を挑発するようなことしかできないような

政権であれば、正直、やめるべきです。

もっと的確な交渉のできる政治家たちにバトンタッチすべきだと

わたしは思います。

 

もし、万が一のことがおきたら、

もちろん、のんびりネイルどころではないですし、

このネイリストのおねえさんの生活はあやうくなります。

「これもしている場合ではない」「あれもしている場合ではない」の自粛の中に、

芝居や映画、音楽も入ってしまうことは否めませんし、

子供たちやわかい人たちの未来が失われてしまいます。

 

みなさんも、なんのために、高い税金をはらっているのか

かんがえてみてください。

実り豊かで、安心できる生活と、

平和な社会をきずくために、

わたしたちは日々頑張って働いているわけですし、

くらしの工夫をしていることを

忘れないでいたいと思います。

 

ヒステリックな報道や政府の論調に

まどわされることなく、

毅然たる態度で事の推移を見守り、

政府がきちんと、アメリカと北朝鮮の間で

和平を主張し、交渉できるように、

いうべきことはいうべきだと、

わたしは切に願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


さりげなく、きっちーさまが夏の巡業会見とスカパーのCMに!!!

2017-04-29 | 中村吉右衛門さんについて

六月まで、きっちーさま情報はないのかなぁ・・

とおもっていたら、ありました、ありました!

 

まず、きのう夏の公文協の記者会見を

雀右衛門さんとなさいました

くわしくはこちらの記事から

 

http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170428-OHT1T50319.html

「もう襲名披露しなくても十分」というのは、

雀右衛門さんをそれだけ信頼されているということですよね

すばらしいことだと思います

6月歌舞伎座も雀右衛門さんとの共演が続きますし、

よき相手役として、ますますがんばっていただきたいですね

 

またスカパーのキャンペーンCMに、

「鬼平犯科帳」が登場しています。

堺雅人さんと夏目三久さん、篠井英介さんがキャラクターをつとめますが、

わたし、堺雅人さんも好きなので(^_^)/

個人的にはかなりシアワセな気分でいっぱいです

こちらはメイキング♪

https://www.youtube.com/watch?v=I4LjzpBcWqY&index=2&list=PLWc_bve8QeOQ20X1ovkKflnAUFm8wN7wt

そしてこちらは「鬼平犯科帳」の放送のご案内

https://www.skyperfectv.co.jp/special/select5_pr/

 

そして、こちらは最近ユーチューブにアップされた、

きっちーさま@武蔵坊弁慶の「勧進帳」です。

富樫に菊五郎さん、義経が梅玉さん、四天王が染五郎さん、菊之助さん、松緑さん、段四郎さんという

2009年の歌舞伎座さよなら公演での豪華配役です。

https://www.youtube.com/watch?v=BQtjJj6Uw8g

わたしもこの舞台は拝見していますが、

本当に珠玉の名舞台で、感動がまたまたよみがえってきました!

まさにパーフェクトな舞台ですが、

きっちーさまは「80歳で弁慶をやりたい」というお考えをもっていて、

これを見ると、ぜひぜひ拝見したいですね!!

 

以上、今週のきっちーさま情報でした(^_^)/(^_^)/

 

 


アクセサリーを売ってきました(^_^)/

2017-04-28 | くらしの工夫

きょうは、母からもらったアクセサリー類を売ってきました(^_^)/

母は仰天するほどアクセサリー好きなのですが

すこし私にもおすそ分けしてくれたのでした。

でも、あんまり派手なので、ちょっといったいどこにつけていってよいやら・・・

歌舞伎座にも帝劇にもつけてみたのですが、

じつはそんなに派手なアクセサリーを付けている方って

すくないんですね。

これではなかなかつけられないなぁ・・・と思ってしまって。

 

そこで思い切って、全部処分することにしました。

近所の宝石屋さんに相談して、みていただいたら、

なかなかけっこうな額になったので、

ちょっとお小遣いになってよかったな、と思っています。

母や父にも、なにかおいしいものをかってあげようかな、と思います

 

もっとも、手放してよかったなと思うのは、

宝石って「気」をもつといいますよね。

母がいろいろと病気になってしまったりして、じつはけっこう大変だったのです。

それで、これらを手放すことで、へんな「気」が、

母から離れていってくれるといいなと思っています。

で、母が元気になってくれればいいなと思います。

 

売ってみて、私の手元にのこったのは、

母からもらった小さなアクセサリーと、

神父様からいただいたメダイヨンになりました。

とてもスッキリした気分です♪

神さまが、「欲のない人生をあゆんでいきなさい」と

いってくれているようです


5月歌舞伎座のご案内です♪

2017-04-27 | 芝居

さて、きっちーさまは5月はおやすみですが、歌舞伎座と明治座のご案内をしましょう♪

きょうは歌舞伎座の演目からおとどけします

5月は毎年、九代目團十郎丈と、五代目菊五郎丈を顕彰して、

「團菊祭(だんきくさい)」というものを歌舞伎座で開催しています

これが毎年、大変たのしく、またゴールデンウィークもはさみますので

「歌舞伎座デビュー、どうしよう・・・」と思っている方には、

まさにうってつけの演目ぞろい、ともいえます。

また、今年はおめでたいことがいろいろ重なり、

坂東彦三郎さんが、初代楽善(らくぜん)を、

また、亀三郎さんが、九代目彦三郎を、

そして、弟の亀寿さんが、三代目坂東亀蔵さんを、それぞれ襲名されます。

そして、菊五郎さんのお孫さんでもあり、寺島しのぶさんの愛息・眞秀(まほろ)くんが、

初お目見得となります。

 

演目について観劇ポイントをみていきましょう!

 

梶原平三誉石切(かじわらへいざほまれのいしきり)

通称「石切梶原」とも呼ばれている、人気狂言です。

主役の梶原平三を、新・彦三郎さんが演じる話題の舞台です。

 

こちらのいちばんむかって右側にいらっしゃるのが、新・彦三郎さんです!

大変、大変、美声で、口跡のいい方で、舞台姿もよく、期待の花形です。

私も大変大好きな役者さんのひとりです。

先日の俳優祭もたのしい名幹事ぶりを披露して、大人気となりました。

また、大変なスワローズファンでもいらっしゃいます

今回の型は、十五代目羽左衛門の型で、梶原を演じられるそうです。

ぜひ、かれの舞台をご覧になった際、皆さんでおっしゃっていただきたいのが、

彦三郎さんが「剣も剣」、六郎太夫を團蔵さんという方が演じられ、「斬り手も斬り手」といいますので

「役者も役者!」と大向こうをかけていただきたいんです

(特に男性のみなさま、よろしくお願いします^^)

大いに舞台がもりあがりますので、ぜひぜひたのしく盛り上げましょう!

こちらのポスターも、都内などの地下鉄などにはられているそうですので、

ぜひぜひチェックしていただいて、みなさま宣伝してください(^_^)/

 

義経千本桜 吉野山(よしつねせんぼんざくら よしのやま)

佐藤忠信じつは源九郎狐と義経の愛妾・静御前・・・

この究極の美男美女カップルを、海老蔵さん・菊之助さんのコンビで演じます。

さぞやお似合いだろうと思います(^^)

ふたり旅をする忠信と静御前ですが、忠信は「壇之浦の合戦」に思いをはせ、

ひとり戦物語を舞い始めます。

そして、静との連れ舞いもまた一幅の絵。美しいことこの上なしです。

珠玉の道行をおたのしみあれ(^^)

 

魚屋宗五郎(さかなやそうごろう)

河竹黙阿弥の傑作で、菊五郎劇団の大事な財産ともいうべき作品です。

当代菊五郎さんが江戸っ子気質たっぷりに演じてくださいますので必見です。

またこの舞台で、孫の眞秀くんが登場しますので、要チェックです!

妹・お蔦が妾になった殿様・磯部主計(かずえ)之助によって手討ちとなり、

かなしみにくれていた主人公の宗五郎(菊五郎さん)でしたが、

ひどい事情をきいたので、殿様に一泡ふかすべく、ずっと断っていた酒を

とうとうたらふく飲んでしまって、大トラになり、寄って暴れたあげくに

殿様のところへ乗り込む・・・というストーリー。

江戸庶民の哀歓と、酒乱になる宗五郎の酔った演技、

ち密な劇団の型の集積をおたのしみください(^_^)/

 

<夜の部>

壽曽我対面(ことぶきそがのたいめん)

こちらも襲名披露狂言。新・楽善、新・彦三郎、新・亀蔵、そして彦三郎の長男・新・亀三郎が

登場する、話題の舞台です。

こちらは、いつもお正月などに上演され、江戸の祝祭劇として発展しました。

座頭の工藤祐経(菊五郎さん)、荒事の曽我五郎(彦三郎さん)、

和事の曽我十郎(時蔵さん)、立女形の大磯の虎(萬次郎さん)、

二枚目の女形の化粧坂(けわいざか)の少将(梅枝さん)・・といったぐあいに

一座の構成や、役者さんの位置づけがわかる舞台です。

父の敵と祐経をねらう五郎と十郎ですが、「友切丸(名刀ですね)を持ってくるまではまて」と

さとす祐経。そこへ鬼王新左衛門(権十郎さん)があらわれて友切丸を持ってくるので、

祐経は、富士の狩場での再会を、五郎十郎と約束するのでした・・・・というストーリーです。

大変はなやかな舞台なので、こちらもたのしみたいですね!

 

伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)御殿・床下・対決・刃傷

これは、伊達騒動をモデルに描かれたお家騒動の傑作です。

菊之助さんが政岡を、海老蔵さんが仁木弾正を、また松緑さんが荒獅子男之助を演じる

大変話題の舞台です。

ちょっと・・・・ちいさいお子さんがいらっしゃる方には、

このお話がむごく思えるかもしれませんね。

ヒロイン・政岡が、忠義のために自分の一子・千松をなぶり殺しにされても

顔色ひとつ変えない演技をするからです。

でも、その耐える姿と、子供たちのいじらしさ、そして、

女同士のすさまじいバトル(八汐というお局のおっかない人があらわれます。

これは加役といって、大体が立役が演じます。今回は歌六さんが演じられます)を見て、

昔のひとは「やれやれ、どこも大変だなぁ」とため息をついていたのですね。

そして、稀代の悪役・仁木弾正を海老蔵さんが演じるので、こちらも期待が持てます。

海老蔵さんのおじいさま・十一代目團十郎丈も大変得意とされたお役でした。

きっちーさまも演じられたことがあり、やはり立役にとっては、あこがれの役ともいえます。

「床下」では、冷気をただよわせてすーっと現れ、妖術をつかって去りますし、

「対決」では弁舌術を、そして、「刃傷」では壮絶な大立ち回りを見せるからです。

かならず、左の額につけぼくろをつけますが、これはこの役を得意とした、

五代目幸四郎がほくろのあるひとだったので、それに敬意を表したものとなっています。

 

四変化 弥生の花浅草祭(やよいのはな あさくさまつり)

こちらは、亀蔵さんの襲名披露狂言です。松緑さんと一緒に踊ります。

私は未見なので、どんな舞台かとてもたのしみにしております。

早替わりがあるようなので、ドキドキしています(^^)

 

というわけで、ご紹介した、以上歌舞伎座の舞台でした

みなさまも、素敵なゴールデンウィークで、

楽しく歌舞伎をご堪能くださいね!

 

 

 

 

 

 

 


歌舞伎の企画ってどうしたらいいんでしょうね?

2017-04-27 | お仕事ネタ

 

実は、こちらのページと、私のもともとのブログをごらんの方は

御存知だと思いますが・・。

おととい、中村勘九郎さんと七之助さん御兄弟の

赤坂大歌舞伎を見にいったのですね。

ところがこれがさんざんの出来ばえ

一言でいえば、駄作だったわけです

 

で、ちょっと私、気分が悪くなってしまって・・・

途中で失礼してしまったのですね

 

ところが、それが中村屋ファンの方々の逆鱗にふれまして、

本当に大変な目に遭いました。

ものすごくブログが炎上してしまって、もう大変

ツイッターも半分おどしまがいなことを

いってくるひとがいて、とても怖い思いをしました。

もう当面、中村屋の芝居はみたくない!という感じです。

 

中村屋ひいきの方って、あんまりいいたくないけど、

すごく熱狂的すぎるといいますか、

きっちーさまに対しても、いろいろな役者さんにたいしても、

偏見をもってらっしゃる方が多いのには閉口します。

すごく攻撃的になるひとが多くて、

正直、劇評もかきにくいところではあるんですね

うっかりしたことを書くと、もうすごいヒステリックになるし・・・

(これはおとうさまの勘三郎さんのころからそうでした。こまったものですね

 

そのブログでもいろいろお返事やら対応に追われていて、

正直夜も眠れないありさまでした

やれやれ、でも、どうやらおちついたようです。

また、ここで書いて、やきぼっくいに火がつかなければいいのですが、

ここ、一応、きっちーさま応援ブログなので、

中村屋ひいきの方はどうぞごえんりょくださいね。(きっぱり!)

 

で、そのときに、いろいろ反響をよんだのが、

「13000円でなにができるでしょう?」ということでした。

つまり、赤坂大歌舞伎の一等席が13000円なのですが、

それに値する名作を生み出すためにはどういう努力が必要で、

どれほどの傑作を生みださなくてはならないか、という企画開発についても

お話をさせていただきました。

 

歌舞伎の企画開発ってじつは結構むずかしいです。

ほとんどが古典の再演に次ぐ再演ですが、

役者さんの人気のブレイクスルーになる起爆剤になるのは、

実は新作歌舞伎だったりします。

近年だと、猿之助さんの「ワンピース」、

ちょっと前だと、勘三郎さんの「研辰の討たれ」、

さらに前だと海老蔵さんの「源氏物語」などがあげられます。

それぞれ一大ブームを巻き起こし、新しい歌舞伎ファンを掘り起こし、

また人気を再燃させているわけです。

 

ところが、松竹さんの基本的な考え方は、

「襲名と追善で稼ぐ」というやり方ですね。

これもいいことはいいことなんですけど、

役者さんにある程度負担をかけてしまいますから大変ですね。

それに、どうしてそういう価格設定にするのかわからないんですが、

さりげなく、一等席を19000円に値上げしてしまうのは、

企業努力がたりないんじゃないかと思えてならないです。

19000円って、そんなにしょっちゅう出せる大金持ちが

いま日本にどれだけいるとおもってといいたいですね。

 

だからもうちょっと、かりめろとしては

新作歌舞伎や、古典でも、「伊賀越」の「岡崎」のように、

なかなかでなかった古典の掘り起こしに積極的になってほしいとねがっています

 

きっちーさまの場合でいえば、

昨年8月の早稲田大学の記念講演でもおっしゃっていた、

「侠客春雨傘」や「鳩の平右衛門」の復活上演や、

わたしの論文でも書かせていただいた、

「奥州安達原」などの再演をお願いしたいところですね

 

 

また、かつて二代目松緑丈がやっておられたような

翻訳ものも、きっちーさまに歌舞伎化してもらいたいです。

いろいろ、きっちーさまファンの女性ファンの方にうかがうと、

「きっちーさまでロマンスものがみたい」という方、多いですね。

 

たとえば、先日オペラでみた「オセロー」なんか、

とてもきっちーさまに合うような気がします。

デズデモーナが菊之助さんだったら、さらにぴったりですよね

 

で、イアーゴは、たとえば、歌六さんでもいいし、

おもいきって猿之助さん、海老蔵さんにやってもらうとか

企画ってそういう配役の妙だったりしますので(^^)

 

そういう、ちょっと「コロンブスの卵」的な発想で

歌舞伎をとらえることも大事だと思うんですね

 

松竹、国立劇場の企画担当のみなさま、

これを読んでいたら、ぜひぜひご検討くださいませ~(^_^)/(^_^)/(^_^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


両親大喜びの巻♪

2017-04-23 | なかまたち

きょうは、既報通り、

無事に論文の掲載された雑誌がとどきましたので、

両親のまつ実家へ遊びにいき、

掲載誌を届けにいきました

 

きのうはくしくも、うちの父の82回目のバースデー

父も母も大喜びで迎えてくれました

さっそくふたりで熟読し、

「わぁ~、かりめろちゃんが、どうしてこんなことを

おもいついたのかしらね(^^)」と

ニコニコふたりで満足げに感想をのべてくれました

父にとっても、母にとっても、

この二世中村吉右衛門論は、たいせつな宝物になってくれたようです

ふたりがニコニコとよろこんでくれたので、

とってもやりがいがあったし、

ふたりにとっての恩返しになってよかったなぁと思いました。

 

両親は本当に苦労の連続で、わたしを育ててくれました。

父は20年間タクシーの運転手をやりました。

ずっと朝早く起きて、夜中も必死にはたらいて、がんばってきました。

映画や芝居のたのしさをおしえてくれたのも父です。

そしていまは引退して、穏やかな日々をすごしています。

 

また、母は、やはり20数年間、小さな会社の事務をコツコツとやっておりました。

そして、仕事のかたわら、おいしい料理をつくって

はげましてくれました。

わたしをがんばって大学まで送り出してくれたのは

父や母のおかげです。

 

この論文を通じて、父や母の生き方をたくさんの方に

理解していただければとおもいますし、

かれらの苦労と(それこそかれらが幼かった戦時中からの)苦難を理解した上で、

若い世代につなげていきたいという思いも込めて書いた論文です。

「歌舞伎 研究と批評」に掲載された論文が

なによりも、かわいい我が子のようにおもってくれているようです

大変うれしい一日になりました

 

 


ワァ~😃💞論文読みました😆✌💟⭐

2017-04-23 | 中村吉右衛門さんについて
今我が家にも、「歌舞伎 研究と批評」58巻が届きました!改めて読んでみて、すごく肩の力が入った論文だなと思いますし、われながらよくがんばったな~😆😃💞⭐と思いますね😃

オットも誉めてくれて嬉しいです😄😘⭐
早く両親と吉右衛門さんに読んでいただきたいですね😃💞

劇評家の先生に手直しをしていただいたり、ご意見をいただきながら書いたので、書いていてすごく勉強になりました!

又、ほかの先生が、客観性というものについて書いておられ、とても勉強になりました😃💞

吉右衛門論は、一俳優論でもありますが、「平成」という時代をどうとらえるか、今後日本の芸能、政治、文化、経済がどうあるべきか、いまの等身大の私の意見として書きました。

歌舞伎のもつ可能性を吉右衛門さん始めとして、俳優諸氏がどう広げていくか、考えるきっかけになってくれれば嬉しいですね😃💞

これから両親に掲載誌を届けに参ります!

改めて、ありがとうございました😃💞!

論文が掲載されています!ペンネームがバレバレですが⭐😃💟

2017-04-23 | お仕事ネタ

 

「え~っ あなただったの?!この論文かいたの!?」と

呆れられそうですが、実はこちらの雑誌に、わたしの論文が掲載されました

歌舞伎学会の学会誌「歌舞伎 研究と批評」第58巻という雑誌です。

こちらで、・・・私のペンネームがバレバレですが(すみません、だまってて)

きっちーさまに関する論文をかきました



 

ハイ、実は・・・・かりめろとは、「わたし」のことだったのです!!

※でも、ここのページでは、あくまでも「かりめろ」ということで

たのしく日々のことをつづっていきたいとおもっております(^^)

よろしくお願い申し上げます<m(__)m>

 

ほんとうに、この論文が掲載されるまでには

一本映画ができそうなくらいの

いろいろなドラマがありました

でも、結果的にうまくいって本当にうれしいです

 

歌舞伎学会のみなさま、劇評家の先生方、たくさんのお仲間、諸先輩方、

後輩のみなさん、お友達のみなさま、

このブログをお読みいただいているみなさま、

そして、関係各位、また取材にご協力いただいた、

中村吉右衛門丈・奥様・事務所のみなさま、

こころより御礼を申し上げます

 

まずは、とにかく(ちょっと長い論文ですが)

お読みいただいて、

まさにきっちーさまと平成歌舞伎の関わり合いや、

これからのきっちーさまや歌舞伎界の方々の

未来像を真摯にかんがえていきたいとおもっています

 

 
もし、お買い求めいただけるようでしたら
 
こちらのHPからお買い求めいただき、
 
たくさんの方に宣伝していただけるとうれしいです
 
 
 

どうぞよろしくお願いいたします

今後とも、よろしくご指導ご鞭撻のほど、

お願い申し上げます

 

みなさまに感謝です

 

 

 

 


NHK交響楽団が素晴らしかったです!

2017-04-21 | 音楽

今日はいろいろ予定が入って、
大忙しな一日になりました😃💞

まずは、東京芸術劇場の「ハムレット」を拝見しました!



ちょっと内野聖陽さんが元気なかったですが、
登場人物がホレイショーを除いて全員何かしらの役を兼ねて演じるというユニークな設定でしたね💞😘

それから母校のキャンパスをおとずれました!
どこだかわかるかな?



夕方は渋谷の某所で一息入れました。

そして最後は、NHK交響楽団の定期公演です❤😃
ブラームスの交響曲第4番が見事な演奏でした!

指揮はファビオ・ルイージさんでしたが、圧巻でしたね~😃💞

この方です!

 

第1楽章から第4楽章まで息もつかせぬ展開でした。

パーヴォもいいけど、ルイージさんも見事なマエストロぶりでした!



 

これはNHKホールの玄関前で、こんな垂れ幕がお出迎えしてくれます。

 

こちらが開演前の様子でした。



ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番も演奏されましたので、

ピアノがおいてあります。

 

すばらしかったのは、コンサートマスターの篠崎さん!

この方です!

ブラームスの第4番が演奏し終わって、

ルイージさんがいろいろな楽団の方を立たせて拍手しているのですが、

篠崎さんを立たせて祝福しようとしたら、

篠崎さんは「いえいえ、ボクよりマエストロが(^^)」と

終始譲っていたのです。

でも、演奏をきくと、やはり篠崎さんのリードも卓抜しており、

お人柄も円満なのだなと思った次第です(^^)

 

すぐれた演奏を聴くと、日ごろの世の中の憂さも

綺麗に消えていきますし、

「ああ、やっぱりこの演奏を聴くために、人生の今までのすべての経験が

糧になるのだな」と改めて感じ入った次第です!

 

すばらしい演奏をありがとう!N響のみなさん!ルイージさん\(^o^)/

 

またまたクラシックにもハマりそうですね~!