10日、再び神戸の新長田、鉄人28号がそびえる、若松公園に行って来ました。前回、琉球祭の時に、お知らせのあった鹿踊り(ししおどり)を見に行きたくて、また長男と出かけました。
イベント的には琉球祭の派手さは無く、芸能の講演らしい、会場の雰囲気でした。イベントは場を盛り上げる為、太鼓、エイサー、dance、プロボクサーのミット打ちなどが披露されました。
まず、仰山流笹崎鹿踊保存会について、少々、ご紹介いたしましょうね。
仰山流 笹崎鹿踊保存会(ぎょうざんりゅうささざきししおどりほぞんかい)(岩手県大船渡市)
笹崎鹿踊保存会は、岩手県大船渡市で先祖代々「仰山流鹿踊」を継承し、 数ある鹿踊りのなかでもその動きの激しさで知られている。地元では民俗 芸能を通して、青少年の育成にも大きな貢献を果たしてきた。東日本大震災 の大津波で、装束・道具類の一切を流失したが、各方面からの支援をもとに 活動を再開した。
これが、道具の一部です。これらの道具類は一切、津波で流されました。その支援を行ったのが、国立民族学博物館なんですね。
東日本大地震は、人々の日常生活はもちろんのこと、文化遺産の存続をも危うくしました。この度、本館が支援を行った大船渡市の伝統芸能・鹿踊りをお招きし、活動再開後初の関西公演を行います。「災いを払い、幸せを招く」といわれ、阪神・淡路大震災後地域の人々を元気づけた中国獅子舞や龍舞、そして新長田の地元の方々との共演も必見です。実演とワークショップを通じて「1.17と3.11」の絆を深めるとともに、震災復興と伝統文化の継承についてともに考え、実践し、復興の力につなげていきたいと思います。
上記、記載がその国立民族学博物館の此の度の趣旨となる、お言葉です。
鹿踊は宮城県北部から岩手県の広域に伝わり、シカの角が付いた頭が特徴。同保存会は30~70代の男性約20人からなる。津波で頭や衣装、道具が流され存続の危機に直面した時期もあったが、同館の林勲男准教授(社会人類学)らが協力し、長さや形に厳しい条件があり入手が難しい角などの装束をそろえることができた。(毎日新聞より抜粋)
と、言う様な状況の中、素晴らしい「鹿踊り」は、復活を遂げたのです。なんでも地元での復活はまだとの事で、関西から復興の灯りを灯したのです。
今回も、この鉄人28号の見守る中、イベントは始まりました。
先程の鹿の角なんですが、決まりがあってそれを見つけるのに
相当な苦労があったそうです。何百頭に1対あるか!と言う
ぐらいだそですよ。
凄い話です。
見ての通り、今回の観客は前回の琉球祭の時の年齢層とは違いました。色んな思いをはせて、早くから来られていたようです。私らは12時30分頃到着です。
松村組の大太鼓で幕開けです。松村組は阪神大震災、東日本大震災の時も、被災者を訪れて励ましの太鼓を披露してきたそうです。
dance OHaNa!
琉球祭の時にもステージを湧かせてくれた
面々です。
よく観ると、先日のメンバーより少ない。
一部は、仙台の気仙沼に復興チャリティー
に、琉鼓会と共に行かれて居るからでしょう。
可愛いメンバーも元気いっぱいですね。
ほっこりします。
声の大きい、この伯父さんと、この可愛い女の子が気になって、撮りました。
エイサーの動画をユーチューブにアップしました。 http://youtu.be/2KGyE3vXKiY クリックしてね。2分34秒です。
そして、いよいよ出番が来ました。
苦しみを乗り越えて、復興の旗揚げです。
先程も書きましたが、全ての道具を失い存続の危機だった時期を
乗りこえ、今、此処に颯爽と立つ笹崎保存会。
1年3カ月の歳月を経て!立ちあがるのです!
三陸海岸、岩手県大船渡から熱い思いを乗せてやって来た勇者達!そう!絶やしては行けない伝統!
そこには「絆」があるからだ!
8人の踊り手がそれぞれの思いを胸に秘めて・・
こうして、仰山流笹崎鹿踊保存会の舞は始まったのです。そして復興への熱き思いもここから・・・・! 次の記事に続く。
仰山流笹崎鹿踊保存会の動画をユーチューブにアップしました。 http://youtu.be/xzAQdrZ0b4c クリックしてね。
*某市の広報を努めてる会社から、某イベントのモニターの依頼のメールを頂きました。簡単に言えば、私にそのイベント会場に足を運びブログで記事にして欲しい。と言う内容です。どうやら「大阪ランキング」から私のブログを見て、感動して頂いた様です。ですが・・・! 私は趣味の領域でブログを書いてますし、カメラも写真も楽しんで!が一番です。また、皆さんとの交流が楽しくてブログを書いておりますんで、御断り致しました。どうやらイタズラメールではなく、ちゃんとした大阪市内の会社でした。 どうもこう言う御誘いは苦手ですね。(笑)
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