今日も仰山流笹崎鹿踊の風景です。では、その仰山流笹崎鹿踊について、少々、調べて見ましたので一緒に学んで参りたいと思います。
学説によりますと、我が国の仏教の伝来に遡り、印度方面から伝わったものと言われております。
太古素朴の時代山野に群生する鹿のの世界を神秘的なものとして神聖視した動物崇拝と相俟って、人間が鹿に扮って舞踊する所に於いて超自然的な力を現出すると言う原始信仰の面影を思う事が出来ます。
鹿踊の頭は概ね獅子に似た厳めさを持っておりますが、我が踊りの頭だけは誠に優しさを象徴していて、頭は少し小さめに出来ているところは他に変わった特徴です。
頭に牡鹿は、美麗なる鹿角を配し異形の頭を頭に載き、腰に八尺余りの竹の(ささら)を付け、各個に直径一尺三寸の太鼓を腰につけて牡鹿八人、牡鹿一人の九人が太鼓を打ち唄い踊りを踊る一糸乱れぬ、そのリズムに乗って舞踊する様を、徳川の末期、時の仙台領主の御目通りを受けしに以外の御満足に(仰山だなし)と御賞賛遊ばされ、仙台領主御紋章赤九曜と仰山の文字、鶏毛の前だれ、この三品を授けられたことが、我等に貴重な先祖が残してくれた文化遺産であります。
秋風そよぐ哀愁を含み、勇壮にして如何な寒風にも汗だくとなって演ずる時、まさに日本民族の有する芸術分野を代表する踊りであります。
説明は会場で頂きました資料を、そのまま書き写しました。何でも伝統と言うものは奥が深いですね。
今日も2本短い版の動画をユーチューブにアップしました。 http://youtu.be/wAFqs_GtB9Q クリックしてね!
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