細川貂々さんがMac雑誌に連載していた作品は、「ツレさん」が病気が治った後の生活が描かれていました。
宝塚大好きの細川さんと、自分のスタイルに固執する「ツレさん」のエピソードが面白かったのですが、「ツレさん」がウツであったことは
ほとんど触れられていなかったように思います。
「ツレがウツになりまして」の作者が細川さんであることを知ったのは、少し後になってからですが、
すこし前に、会社の同僚など身近な人がウツになったこともあり、「ツレがウツになりまして」には興味がありました。
自分が同じような状況になってみて、読んでみたいという気持ちがありました、読むのが恐いという気持ちもありました。
映画を観られないのと同じ理由だと思います。
休職して1ヶ月くらいたったころ、古本屋で細川さんの「イグアナの嫁」という作品をみつけ、これならと思い購入してみました。
前半は、うだうだ毎日を過ごす細川さんの自己嫌悪と開き直りの毎日が描かれ、中盤は衝動買いしたイグアナの飼育日記、
後半が「ツレさん」のウツ病発症が描かれています。
夜寝られない時に、「イグアナの嫁」を恐るおそる読んでみました。
私の症状は、「ツレさん」に比べればはるかに軽度だと思うのですが、「ツレさん」の発症前の行動に
自分も思い当たることが多くて、「あー、自分もあのころ似たようなことしていた」「あれが兆候だったんだ」
読んでいて涙が出てきました。
「ツレがウツになりまして」より、「イグアナの嫁」がお勧めです。
「ツレさん」だけでなく、作者の細川さんの人となりが赤裸々に綴ってあり、より深く「ツレさん」の発症までが
わかるように思います。
宝塚大好きの細川さんと、自分のスタイルに固執する「ツレさん」のエピソードが面白かったのですが、「ツレさん」がウツであったことは
ほとんど触れられていなかったように思います。
「ツレがウツになりまして」の作者が細川さんであることを知ったのは、少し後になってからですが、
すこし前に、会社の同僚など身近な人がウツになったこともあり、「ツレがウツになりまして」には興味がありました。
イグアナの嫁 | |
クリエーター情報なし | |
幻冬舎 |
自分が同じような状況になってみて、読んでみたいという気持ちがありました、読むのが恐いという気持ちもありました。
映画を観られないのと同じ理由だと思います。
休職して1ヶ月くらいたったころ、古本屋で細川さんの「イグアナの嫁」という作品をみつけ、これならと思い購入してみました。
前半は、うだうだ毎日を過ごす細川さんの自己嫌悪と開き直りの毎日が描かれ、中盤は衝動買いしたイグアナの飼育日記、
後半が「ツレさん」のウツ病発症が描かれています。
夜寝られない時に、「イグアナの嫁」を恐るおそる読んでみました。
私の症状は、「ツレさん」に比べればはるかに軽度だと思うのですが、「ツレさん」の発症前の行動に
自分も思い当たることが多くて、「あー、自分もあのころ似たようなことしていた」「あれが兆候だったんだ」
読んでいて涙が出てきました。
「ツレがウツになりまして」より、「イグアナの嫁」がお勧めです。
「ツレさん」だけでなく、作者の細川さんの人となりが赤裸々に綴ってあり、より深く「ツレさん」の発症までが
わかるように思います。