五條市でボーイスカウト活動

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小学校卒業式(謝辞)

2018年02月08日 | 家族

会社の同僚が ご子息の卒業式の話をしていた。

そういえば昨年は、我が愚女の小学校の卒業式に保護者代表で「謝辞」を述べたことを思い出す。

そろそろ、何処かで、文例を考えている人が検索しテいるかもしれないので
昨年の私の内容を貼り付けておきます。

 誰かの参考になれば

お礼の言葉

 柔らかな日差しが暖かさを増し、春の訪れを感じる頃となりました。

本日ここに平成●●年度 ○○小学校の卒業式を迎え、卒業生二十六名の保護者を代表いたしまして、お礼の言葉を述べさせていただきます。

 本日は、私どもの子ども達のために、厳粛かつ盛大な卒業証書授与式を執り行っていただき、誠にありがとうございました。校長先生をはじめ、すべての教職員の皆様に、保護者一同、心より厚く御礼申し上げます。

 また、来賓の皆様におかれましては、公私共にお忙しい中御臨席を賜りまして、誠にありがとうございました。皆様からいただきました心温まるお祝いや励ましのお言葉は、卒業する子どもたちの胸に、深く刻まれたことと思います。

 そして只今、校長先生より卒業証書をいただく子どもの姿に、万感の思いが胸に迫ってまいりました。今、改めて子どもたち一人ひとりの顔を見ますと、六年前の入学式のまったく幼い面立ちから、ずいぶんしっかりした頼もしい表情に成長していることに気付きます。身長が伸び、体格が大きくなるとともに、心もめざましい発達を遂げた6年間でした。

 思い起こしますと、子どもたちはこの宇智小学校でいろいろな行事に参加してまいりました。五年生の 紀北青少年の家では、野外活動で、グループのチームワークや助け合う心をはぐくみ、六年生での広島への就学旅行では、いたたましい戦争の傷跡あとを見学し、平和に向けた大切な体験が出来たと、実感いたしことでしょう。運動会では、先生と子どもたちがひとつになって、応援合戦やリレー、組体操をする姿に、私たち保護者も忘れていた熱いものが甦り、こみ上げてくるものを抑えることはできませんでした。その他、水泳クラブ、メロディキッズ、ジュニア駅伝などでは結果を残そうと、休み時間や放課後などに、みんなで一生懸命がんばり、素晴らしい結果を残したと聞いております。また、文化鑑賞会では「落語」「講談」「音楽演奏」などを保護者ともども楽しませて頂きました。

このような感動的な行事や日々の授業を始め、すばらしい学校生活を考え実践してくださった小学校、諸先生方に心から感謝申し上げます。

また、様々な危険がこどもたちの身に降りかかるのを未然に防ぐために、早朝から交通安全やパトロールに立ってくださった先生、PTA、地域の皆様のお力なしに、今日のこのよき日を迎えることはなかったことと思います。心から感謝申し上げます。

 子どもたちは、溢れんばかりの思い出を胸に、今日この学び舎を巣立ってまいります。多くの皆様のおかげでこの門出を迎えることができましたが、この先この子たちが歩んでゆく道は、決して平坦で穏やかなものとはいえません。この国では、子どもたちが夢や希望を叶えにくい社会になりつつあることも現実であり、ひとたび世界に目を向ければ、戦争やテロで、罪のない子どもたちの命が奪われていることもまた現実であります。こうした苦難の時代の中で、悩み多き年頃となっていく卒業生たちですが、この宇智小学校で培った熱い心と生きる力で、力強く乗り切ってくれることと確信しております。宇智小学校の先生方には、誠に勝手ではございますが、 今後もこの子たちを暖かく見守りお声掛けをいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 最後に、宇智小学校の益々のご発展と、すべての先生方のご健勝とご活躍を心より祈念し、お礼の言葉とさせていただきます。

 

 平成◎◎年 三月 二十二日

 卒業生保護者代表 春日た丸