アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

シッダールタ

2008-06-28 08:20:26 | つれづれ
小生ヨガを始めて、もう7年になるが、最近ヨガに関する世界の広がりに驚くことが多い。かのマドンナがヨガのマントラ(お経みたいなもの)を歌っていたことなど、ちっとも知らなかったし、逆に欧米でヨガはかなりなじんでいるようである。

 ちなみに、マザーテレサといえば、キリスト教の世界の人って感じがするが、彼女も小生の通っているヨガの協会の理事長と会ったとき、オウムを語ったという。
 オウムとは、例の事件でイメージが狂ったが、元々はヨガのマントラである。ヨガは発祥がインドだから、仏教ともつながりがあるが、キリスト教ともあるという。

 と考えてみると、ヨガが世界的に浸透しているのもむべなるかなであるが、先日教室の先生にヘルマン・ヘッセの書いた小説に、ヨガに関するものがあると聞いた。
 へえ~っ、ヘルマン・ヘッセといえば、車輪の下などを学生の頃読んだ記憶がある。あの主人公のハンス・ギンベラートのイメージは今でも覚えている。そのヘッセがヨガにつながる小説を書いているとは驚きである。

 それが、今日紹介するシッダールタである。この題を聞いてピンとくる向きも多いだろう。そう、小生もこの題を聞き、ゴータマ・シッダールタを思い出した。
 そう、釈迦の本名である。この小説は、ゴータマとシッダールタは別人として登場する。したがって、主人公は釈迦ではない。内容の詳細は避けるが、確かにヨガの世界を描いているし、仏教とヨガのつながりも感じさせてくれる。本当に感心するいい本であった。

 この本を読み、ヘッセがこの世界について、きわめて理解が深いことに驚愕である。
 今日本でも、女性を中心にヨガがブームであるが、ホットヨガとかパワーヨガとか、いろんなヨガがあるが、日本で多く勘違いされているのは、ヨガはストレッチやトレーニングだと思われていることだ。

 この本を読むと、ヨガの世界は瞑想であることがわかる。瞑想こそが本命であり、ポーズが大切なわけではないのだ。
 今、若い女性がヨガに行くことをヨガるというそうだが、オヤジが聞くと、勘違いしそうになるかも(苦笑)(←完全にアブナイオヤジの世界)

 うーん、小生まだまだ修行が足りないなあ。ヨガの本命は瞑想だとわかりつつも、やっていることは迷走ばかり・・・って、そういうオチかよ(苦笑)
コメント (6)    この記事についてブログを書く
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6 コメント

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確かに (すぽっと)
2008-06-29 02:26:56
こちらでもヨガは浸透しているようです。
コミュニティや、カレッジでも、ヨガのクラスは人気のようです。

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欧米の方が本質に入っているかも ()
2008-06-29 10:05:12
すぽっとさん
それはともかく、すぽっとさんもヨガりませんか。お勧めですよ~って、小生が言うとなんか不純な動機がありそうに聞こえる?
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エナジーオーガズムもあるのよぉ (虎波男女子★彡(こなみみなこ))
2008-06-30 21:53:47
 古代インドに伝わるタントラの秘法の一種で、局部に全く触れずにオーガズムに至る方法があるんだって。前立腺を介さないので男性でも女性でもオーガズムに達することができるんだって。
http://dryorgasm.info/methods/energy-orgasm.htm

 本当にやれたら・・・すごいけど。

 これもヨガなのかしら??
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これは難しい・・・ ()
2008-06-30 22:38:07
って、まさか本気でトライしようという・・・(汗)
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指摘^^ (サリンジャー)
2010-04-18 13:43:45
ハンス・ギンベラートではなく、
ハンス・ギーベンラートですね。
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サリンジャーさんありがとうございました ()
2010-04-18 19:29:20
いやあ恥ずかしい・・・
かれこれ35年くらい前に読んで、それきりだったんで、いいかげん記憶がゆがんでいたようです。ありがとうございました。
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