エルメス専門店

今日も今日とて、朝の電車だ。今朝の偽エルメスは、白のショートコートにこげ茶のスカート、タイツと靴も茶だ。今日のバッグは・・・おお、ベージュ系のバッグだが、犬の大きな絵が描いてある。しかも何やら英語のメモを読んでいるぞ。

　今日になって気がついたが、偽エルメスはヒールがあるといっても、小生より背が高い。やはり目立つわけだ。さすがである。
　というところで、先日の話である。小生、所用で銀座を歩いていた。ある街角で、目に飛び込んできたのが写真の貼紙である。

　おお、「エルメス専門店」、しかも専門の字も合っている（笑）。しかも１周年記念セールだぞ、こいつはチャンスかも・・・
　って、ちょっと待てよ。この周辺にあの有名な、銀座のＨＥＲＭＥＳのお店あったっけ。ずいぶん離れたところに貼紙が出てるなあ（汗）

　しかも、文字の風情がどことなくパチくさい（笑）。海外旅行の観光地で日本人向けに怪しい日本語で書いてある看板があったりするが、そんな風情だぞ（爆）
　どうもこれは、あのお店とはまったく関係ないお店のようだ。なんだか怪しいなあ・・・よく見たら、ＨＥＲＵＭＥＳとか書いてあったりとか（爆）

　まだそれならいいが、漢字だったりしたらもっと嫌だぞ。「得る○」・・・っておい、さすがの小生も伏字にしちゃったじゃねえかよ（苦笑）
　で、これがほんとの偽エルメスってか（笑）。いや、そんなはずは・・・ここは痩せても枯れても銀座だぞ。そんな、パチもんなんかは商売できないだろう。

　すると、やはりこれも本物と信じていいのだろうか。以前小生のところに売り込みに来た、ある業者が「これはヴィトンですが、製造過程が正規のものではないんで、私も誠実にヴィトン風ということでお願いします。でもヴィトンはヴィトンなんですよ」と小生に説明してきたことがあった。一瞬、だまされそうになった（爆）

　まさか、そんなんじゃねえだろうな、「これは流通過程が正規と違う」ならいいのだが・・・（汗）。ひよっとして、電車男の方のマニアが開いた店だったり・・・して（←って、どんな店だよ）
　というところで偽エルメスはいつもの駅で降りていった・・・（笑）