あなたがいるだけで

「あいだみつを」という詩人がいる。読者の皆さんも、いろんなところで彼の詩を見たことがあるだろう。詩の内容もさりながら、その字そのものがひとつのリズムになっている。

　先日、このブログ用にいろんな写真が入っているフォルダーを整理していたら、夏に行った秘湯を守る会の宿の部屋に飾ってあったものを思い出した。
　「ただいるだけで」という詩である。「あなたがそこにいるだけで、その場の空気があかるくなる」～確かにいるなあ、そういう人。

　「あなたがそこにいるだけで、みんなのこころがやすらぐ。そんなあなたに、わたしもなりたい」～うーん、癒し系かあ、好きだぞそういう人(汗)
　この字体とあいまって、なんとも癒される詩だ。何をしようというではない。そこにいるだけでいい。そこにいることだけで、私はあなたに癒されるのだ・・・

　しみこむなあ・・・この詩。小生もそういう人になりたいが、それは裏返せば、そういう癒しを今自分が求めているからかも知れない。
　何だか、最近いつも疲れているし、イライラしているような気がするなあ。ちよっとしたことで落ち込んだり・・・

　この詩を見ているうちに、なんだか癒されたし、それ以上に見えてきた。そう、自分がそういう人間になることが癒しへの道なのだ。
　しかし、どうしてこんなに疲れがひどいんだろう・・・飲みすぎか(苦笑)。あっ、そうだ。最近、エルメスと遊びに行っていないからだ(爆)(←ここまできてこれかよ)

　でもまじめに、こういう人になりたいものである。