先日、秩父の秘湯に出かけたことを紹介したが、せっかくの機会なので秩父の札所めぐりをした。それについてはいずれ紹介していくが、最初の札所から次に向かう途中、ちょうどお昼どきになったので、どこかにいい店がないかと探していた。
ある交差点で停止したところ、脇に気になる看板が・・・手打ちそば、季節限定の石橋庵とある。えっ・・・季節限定って?
と思ったら、新そばの11月~翌年8月までの営業で、かつ金・土・日のみの営業という。これはこだわりを感じるぞ・・・ということで、回り道して向かうことにした。
途中心配になるような道をたどりながら、ようやく発見したお店は知らなければ、まず通りすぎるような・・・そんな店だった。
入店すると、店内はシンプルながらも明るく、なかなかいい感じだ。メニューもシンプルだ。ここは普通に田舎せいろを大盛りでお願いした。
ほどなくして出来上がってきたのが、トップ写真のこれだ。見ればわかるとおり、黒いそばだ。これは蕎麦の実の皮が入っているからのようだ。
まずは一口・・・うん、美味い! ってかコシが抜群にあり、めちゃくちゃ美味しい。大盛りにしてよかったぞ。
そうそう、ついでに季節の天ぷらもお願いしたが、これもまた抹茶塩でいただくと、蕎麦が引き立つ。
あまりの蕎麦のうまさに気が付いたら、瞬く間に完食してしまった。こんな蕎麦に出会えて嬉しいぞ。うーん、これは素晴らしい店にめぐりあったぞ。
しいて言えば、汁がもう少しダシを効かせてほしかったか・・・って。だが、それもそば湯を入れて、そうかも・・・って感じる程度。
いずれにしても、トータルで見てこのレベルの蕎麦はめったにお目にかかれないだろう。昨年戸隠に行って食べた蕎麦を思い出したぞ。
季節限定だから、もう少しすると食べられなくなってしまう・・・ついでに週末だけってのもすごい。経営は大丈夫かって・・・余計なお世話か。
次回、秩父に行くときにはまた寄ってみたい・・・そんなお店を見つけてしまった。あ・・・電車では無理だ・・・(汗)
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