アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

今年もふぐの季節

2010-11-16 06:27:41 | グルメ
今年の夏はきつかった。なかなか涼しくならず、いったいこのまま・・・と思っていたら、あっという間に秋を通り越して冬が来たのかと思うくらいで、いったい季節はどうなるのか・・・と思っていたが、ようやく季節も落ち着きふぐの季節になってきた。


 いささか贅沢に聞こえるが、小生毎年この季節にふぐを食べに行く。というのも、椿山荘のところのフォーシーズンホテルで安いコースをやっているからだ。
 少し早めに到着したので、まずはお約束のとおり庭園を歩く。名物の三重塔だが、この後、しばらく大改修で見られなくなるという。

 さて、ふぐのコースだが、まずいきなりトップ写真の料理が運ばれる。ふぐ刺しやにこごりなどなど・・・けっこう豪華なたたずまいだ。
 もちろん、お味の方もしっかりしている。一品一品楽しみながら美味しくいただける。ふぐだらけというより、ふぐを上手にアレンジしている感じだ。


 そして、ここからいろんなものが続く。右写真のこれは海老の天ぷらに見えるが、タラバガニの天ぷらだ。そして、ふぐのから揚げがついている。
 もちろん、これも美味しい。さらに出てきたのが、ふぐの土瓶蒸し。おっ、マツタケの土瓶蒸しというのはよく聞くが・・・

 スダチをきかせて・・・おお、美味い。なんとも上品な味わいでいいダシが出ている。次いで出てきたのが、ふぐの身が入った茶碗蒸し。
 むむむ・・・これまたなかなかいいじゃないか。いわゆる典型的なふぐ料理のパターンと違うが、これはこれでいいじゃないか。

 食べ進めていき、後は何が・・・と思い待っていると、仕上げよろしく出てきたのが、下写真のふぐ雑炊。なべの後と異なり、上品な仕立てである。
 田舎者の小生にとっては、もう少しワイルドな方がいいが、これはこれで悪くない。十分満足していたところに水菓子が出てきた。


 この季節なので、ぶどうと柿が出てきた。実は小生、子供の頃に柿を食べて死に損なったことがあるので、大学生の頃まで柿は食べられなかった。
 それが今では・・・だから健康に感謝である。ゆっくり食べ終わって、気が付くと二時間経っていた。いつもの昼食で10分などかかっていない小生にとって、とてつもなくゆったりした時間だった。
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