「かやの家」は癒しの宿である。その魅力は温泉だけではない。お部屋はいろいろなタイプがあるが、空いていれば小生は和洋折衷のお部屋をお願いしている。
すっかりおなじみさんになっていて、今ではチェックインの手続きもなしで、部屋に案内される。
ちなみに和洋折衷のお部屋は、お風呂に一番近いのが魅力なのと、フローリングの床と段差のある寝床が妙に落ち着くのだ。
こちらのフローリングの床が気持ちよく、冬でも裸足で歩きたくなる。またフロント・ロビーもきれいに磨きこまれていて、抜群に気持ちいい。
それを支えるスタッフさんも、永年勤務されている方が多く、小生からすると見知った顔で安心する。
チェックイン後にお風呂の後、缶ビールを買いにフロントに行ったところ女将さんが、「今日は三峰の方からいらしたんですね」と。
送迎の車にのるとき、同じ時刻で上りと下りの電車が来ていたのだが、それを運転していたご主人から連携されていたようだ。だが、こうしたやりとりも妙に心が温かくなる。
また癒しのお宿と書いたが、こちらのお宿の食事はヘルシーでいかにも身体によさそうなもの。
味の方も濃い味ではなく、いかにも優しいお味。これを今どき珍しい部屋食でいただけるのも魅力だ。
若い頃ならちょっと物足りないくらいのボリュームだったが、今ではちょうどよくなった。
この日のヤマメもとても美味しかった。また以前なら大きな入れ物にひとつで出てきた料理も時節柄個々に盛って出してくれたりと、対策もしっかりされている。
さらにこちらでは、オプションでわずかな追加料金を払うことで、〆のご飯を手打ちそばに替えることができる。
トップ写真のこれだが、これが毎回楽しみでお宿に来るといっても過言ではない。ボリュームもちょうどよくお腹が重たくならない。
さらにさらに、こちらではお夜食として小さなおにぎりをいただける。同行者が先に食べてしまったので一個だけ残っているが・・・(苦笑)
初めてきたときは携帯の電波もつながっていなかったが、今ではバッチリだ。そして今回は興にのって、同じアングルから玄関を撮影してみた。
夜の写真から翌朝、雪になったことがよくわかる。ここから朝風呂から朝食、そしてチェックアウトした頃には雪も溶けて地面が湿っていた。
秩父鉄道の発車時刻の15分前に出発した車は、わずか6分ほどで駅に到着した。秘湯でありながら、このアクセスの良さは魅力のひとつだ。
お宿を9:30に出て、池袋には11:43に着くのだから・・・
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