アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

天金の天丼は老舗の味

2016-06-13 06:00:08 | グルメ


さて、エコパに出掛けた小生であるが、事前のプランニングでは京都からのサポ仲間と掛川で合流し、昼食を取る予定でいた。掛川の町は大きくはないが、山内一豊ゆかりのお城がある城下町であり、歴史はある。


 せっかくなので鰻をということで、調べたところ掛川に二店よさげなお店が見つかった。しかもその二店は隣接している。
 ということで、お店に向かったところ・・・「お昼の営業は終了しました」の看板が・・・えっ、と思いもう一店に行ったが、やはり・・・

 うーん、まだ12時台なんだが・・・残念というかなんというか。しかたない、かくなる上は別のいいもの狙いで・・・と見つかったのが、割烹旅館「天金」というお店。
 その名のとおり、天ぷらがメインのお店の様子。幸い、まだやっていた・・・こちらのお店、創業が昭和23年という。
 
 看板の天丼をお願いした。こちらのお店、老舗であるだけでなく、揚げ方にもこだわりがあり、時間がかかるという。
 しばし待っていると、出てきたのがトップ写真のこれ。海老が二本のほか、魚、野菜の天ぷらがてんこ盛りでかなりすごい。


 2005年に一度行った土手の伊勢屋を思い出してしまった。が、こちらの天丼は伊勢屋のそれの三分の一の値段だ。
 まずは一口、おっ・・・これは抜群に美味しい。天つゆはあっさり目だが、物足りないわけではなく、カラッとした天ぷらにマッチしている。

 これだけ丁寧な天ぷらならパクパクいけちゃうぞ・・・それにしても、ボリュームがすごい。途中からだんだんきつくなってしまう。
 もちろん天ぷらは美味しいので、飽きるわけではないのだが、量がすごいのだ。ということで、ご飯はかなり残してしまった。

 ついでにいうと、こちらで出てきたお茶が抜群に美味しかった。見事に緑だっただけでなく、甘みがしっかり出ていて、淹れ方がいいのだろう。
 京都のサポも味にはうるさいのだが、これにはびっくりしていた。うむむむ・・・これはいいお店を知ったぞ。

 お目当ての鰻はダメだったが、むしろこちらでよかったかも・・・って。これから掛川に来たら、天金で・・・ということになりそうだ。
 また11年先になるかも・・・

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