アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

喜劇新思想体系

2018-07-05 06:00:08 | つれづれ

退職してからノスタルジーにふけることが多い。先日ふと思い出したのが、予備校時代にお茶の水の古本屋で見つけた漫画本だ。

 

 それが今日テーマにした「喜劇新思想体系」だった。山上たつひこの作品である。山上たつひこといえば、誰しも「がきデカ」を思い出すはず。

 そのがきデカの前に出ていた作品だ。写真でもおわかりの通り、がきデカとも相通ずる画風であることがわかる。もし、この漫画のことを知っている読者の方がいたら、それはよほどのマニアか変態であろう(苦笑)それほどレアな作品だ。

 

 主人公は逆向(さかむけ)春助という男だが、取り巻きも含めて、性欲全開の若者たちの物語であった。もちろん過激な性描写があるわけではないが・・・

 女性読者のひんしゅくを覚悟しながら紹介すると、住んでいる安アパートに入居してきた若い女性の不在中に部屋に忍び込んで、部屋の匂いに悶え苦しむ逆向なんていう犯罪ものかつ変態なシーンもあった。

 

 その時のセリフが「〇女の匂いに〇頭が締め付けられそうだ」と・・・とても書けない(←ほぼ書いているじゃないかって)が、その露骨な表現はある種斬新だった。

 そして、友人の池上筒彦とともに、その後彼女をものにしようと決意して、二人して、それから部屋で行ったのは、なんと※※※ーという・・・その中に「フエキ糊」という露骨な表現も。(←やけに詳しく覚えている)

 

 さらに歯医者が性病科も一緒にやっていたりして、とても素面で描いているとは思えないような内容がてんこ盛りだった。

 当時は小生もまだ十代、その表現そのものに思わずピクッと来てしまうくらい多感な時代であった。

 

 今更ながらウィキペディアを検索してみたら、こんな感じで掲載されていた。内容が過激だっただけに、いろいろあったらしいが、今は復刻版があるらしい

 買ってみようかと一瞬思ったりしたが、さすがに自宅でこれを家族に発見されたりしたら・・・と思うと手が出せなかった()

 

 だが、そもそもどうしてお茶の水の古本屋で見つけたのか・・・さすがの変態の小生でもそこまでは覚えていない。

 ただ、この漫画が小生に与えたインパクトは極めて大きかったことは事実である・・・って、そこまで力説するほどの漫画じゃねえよ()

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