さて、四万十を満喫した小生、次なる目的地は柏島である。小生、この観光スポットについては、夏にツアーを申し込むまで知らなかった。
だが、そのツアーによれば、なんとも魅力的なところな様子。何しろ、イタリアの有名な観光地よろしく、船が浮いて見えるというのだ。
水の透明度が高く、さらに下の砂が白いため、そのように見える由。日本にもこんなところがあったんだ・・・と。
場所は四万十から西南西に向かった南宇和海という感じのところ。その名の通り、島が陸と橋でつながっているようだ。
車を走らせていくと、西風が強烈に吹いてきた。柏島に到着するとその風はハンパないなんてものではなく、停車している車が揺れるという・・・
さらにこの日は曇りで日差しもなく、当然、波が立っていて船が浮いて見える・・・なんて状態ではなく、大変残念ながら期待していた風景は見られなかった。
ただ、水の透明度が抜群なことはわかったし、砂が白いこともわかった。これで波がなかったら、こちらの写真のような風景も・・・だったのかも。
さて、ここから車は足摺岬に向かうのだが、途中の竜串に立ち寄った。岬を越えると風がウソのように止む。
この状況で柏島だったら・・・と悔しいが、やむなし。とかなんとか言ってるうちに竜串に到着。こちらは海中水族館があることで有名で、こちらの水の透明度も素晴らしい。
竜串はその名の通り、海岸が奇岩によって構成されているところだ。弘法大師ゆかりの伝説も残されていて、いろんなところに奇岩の名前もついている。
竜串から足摺岬はほど近い、夏場ならまだ日没まで時間もあるが、この時期は一年で一番日没が早い。気がつけば15時だ。
ということで、この日はさらに足摺岬まで見に行きたかったので、たっぷりとはいかずに少しの見学で次に移動することにした。
高知のこのあたりはトップシーズンとはほど遠いのだろうが、土曜日にもかかわらず、四万十といい、柏島や竜串も含め、ほとんどお客様がいなかったのも事実。
竜串や足摺岬は学生のときに一度来ている。その時の印象とはさすがにかなり異なっているようだが、こんなにお客さんが少ないのは不景気のせいだろうか・・・
余計なお世話だが、そんなことも気になってしまう小生である。思えば前回来たときもあの海中水族館はあったが、それだけ時間も経っているわけで、いろんなことを思ってしまった。
では足摺岬は賑わっているのだろうか・・・というところで次稿へ。
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