少し前のことになるが、故郷の別荘(という名の実家)に半年ほど行っていないことが気になり、弾丸ツアーで家の点検と、田舎ならではの義理務めをしに行ってきた。
点検というのは、以前夏場にしばらく行ってなかったところ、畳にカビが生えていたことがあったからだ。
おそるおそる家に来てみると、幸いカビは生えていなかった。そして田舎なりの義理務めを終えて、気が付いたらまだお昼前だ。
となればで、お昼は河津の大川屋に行くことにした。以前から何度か紹介しているが、こちらのお店は、東日本にしては貴重な関西風の焼き方で食べさせてくれる鰻屋さんだ。
今更うんちくを語るつもりもないが、関西風は蒸さずに焼くため、皮がパリッとしたものになる。クリスピーな感じというべきか。
またこちらに来るとせっかくなので・・・と特上をお願いしてしまう。並がご飯の上に二枚鰻が乗っているのに対し、さらにご飯の中にもう一枚入っている。
また焼き方に工夫しているのか、出てくるまでが早いのも魅力なところ。確かに注文を受けてからさばいて・・・というお店も少なくなく、混雑していないのに、出てくるまでに1時間くらい待ったこともある。
こちらでは事前にある程度、さばいているのは想定できるが、蒸さないことが効果をあげているのか、待つ時間が短いのが嬉しい。
この日も店内はお客さまで賑わっていたが、あまり待つことなく、出てきたのがトップ写真のこれ。
まずはひとくち・・・いつもながら美味い! パリッとした皮がますます食欲をそそる。そして、タレがしみこんだご飯の美味しいこと。
山椒も利かせて、ますます箸が進む。小鉢や香の物もいい仕事してるなあ・・・と。
いつものように鰻を食べ進め、半分食べたところでご飯を食べて堀りすすめると・・・出たっ、下の鰻が・・・(笑)
こちらもすいすいといただき、大満足でごちそうさまと。さすがに少し食べすぎたかな・・・という感じになった。
店内は時節柄、検温や入場制限を実施しているので、カウンターといえども長居は野暮。ということで、そそくさと店を後にした。
すると外には待ちのお客さまもできていて、さすがに人気のお店だなあと・・・また故郷に行ったらほぼ間違いなく・・・(苦笑)
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