某所で発見・・・義理と人情の店・・・むむむ、昭和な感じだが・・・
店内には村田英雄とかの曲が流れ、いかにも昭和感を漂わせたオヤジが切り盛りしてそうな・・・
って、おい・・・そこでイタリアン昭和オヤジは、変な感覚に襲われたぞ。そもそも義理と人情ってまったく違うもののはず、最近では義理人情に厚いなんていっしょくたに言うケースが多いのだが。
というのは、その昔「万国ビックリショー」というテレビ番組を見ていたときのこと。、一瞬で逆さ言葉に変換できる特技を持つ人が出ていて、観客の一人が、こう言った。
「義理と人情を秤にかけりゃ、義理が重たい男の世界」と。まだ小生が小学生の頃の話だが、一瞬何を言っているのかわからなかった。
そう、これは1966年の高倉健の映画の主題歌「唐獅子牡丹」の一節だ。この一節を聞くと義理と人情は相対するものであり、両立は難しいことがわかる。ちなみにこちらでお聞きになれる。
もっとも、「人情」を他人に対する情け、思いやりとみれば、「義理人情」は義理固く思いやりがあるということで一連のセットにはなりうるのだが・・・
唐獅子牡丹の一節でいう人情は、「人間なら誰しも、ついついやっちゃうよなあ」とか「やっぱり本音はこうしたいんだよ俺」って感じのもののはず。
ここまで書いて思ったのは、いまではむしろ、義理人情とセットにして考える方が普通なのかも・・・と。
実際、検索すると「義理人情に厚い人に共通する8つの特徴」なんて記事が見つかった。やはり今では、こちらが主流だ。
ことわざの「情けは人のためならず」が今では本来の意味と真逆になってしまっているのと同じような感じなのかも。
ということで、冒頭のお店のこれは、きっと今風の義理人情なのだろうなあ・・・と。家電病院とまで銘打っているから、修理もお任せだろう。
ハッ・・・待てよ、「義理人情に厚い人に共通する8つの特徴」によれば、まずは飲み会には必ず参加するそうだ。
となると、こちらのご主人、家電を購入してくれた方と夜な夜な飲み会に・・・うーん、ちょっと嫌かも(苦笑)
※なお、この記事はあくまで小生の妄想に基づき勝手に書いたものであり、
あくまでフィクションですので念のため(汗)
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