先日テレビを見ていたら、大山の中華食堂を高田純次が訪れていた。チャーハンが人気のお店ということで、いろんな取材で取り上げられている様子。
たまたま知人がこのお店のことを知っていて、聞いたところ「チャーシューチャーハンは美味しいが、ついつい飲みたくなる」とのことだった。
さらに聞くと、チャーシューが多くてライスと半々という、下手するとチャーシューの方が多いかも・・・と。
そんな中、夜この近くに所用があり、思いついて立ち寄ることにした。ラストオーダーまでにはまだ30分以上ある。
入店すると、先客は4名ほど。1名ということで、カウンターに案内された。が、(あくまで個人的な印象だが)妙齢の女性スタッフからは「あんたは来てほしくない客なんだよね」という空気感を感じた。
とはいえまずはチャーシューチャーハンをお願いし、トイレをお借りしようと思ったところ、「どこへ行くんですか?」と。
トイレをと言ったところ、「今入っているかも知れないので待って」と。その女性が確認をしてから入らせていただいた。トイレに行くのも、スタッフの許可がいるようだ(汗)
トイレから出てくると、団体のお客さんがわさわさ入ってきた。するとキッチンのご主人が「チャーハンあと一個だけ」と。ついで、女性に「もう看板閉めて準備中にして」と。
なんともピリピリした空気が漂っている。さすがの小生も写真を撮るのをはばかられてしまった。
店内には、先日の高田純次のテレビとかマツコのテレビのときの写真が出ているが、脇には「こんな取材があったので、常連さんには迷惑をかけているが、その分別に用意しておく」旨の表示がされていた。
そのときである。常連さんらしき人が準備中の看板ものかわ、入店され、大盛りのチャーシューチャーハンを注文された。
ご主人何事もなかったように「あいよ」と。なるほど、こういうことなのか・・・と。それにしても、ご主人の女性スタッフへの叱責が気になる。
というところで出てきたのがトップ写真のこれだ。スキを狙って写真を撮った。なるほど、チャーシューチャーハンと銘打つだけのことはある。まずは一口いってみよう。おっ・・・おお、なかなかスパイシーで美味しいぞ。
チャーシューの味わいも悪くない。だが、個人的な好みからいうと、伊豆の口福亭のスパイシー肉チャーハンと比べると、あちらの方が美味しいかなと。
だが、何よりご主人の女性スタッフに対する叱責がなんともまずいスパイスとしてプラスオンされる。それを受けたスタッフの我々に対する接客もとげとげしくなる。
むむむ・・・こちらのお店で常連になれば、また印象は変わるのだろうが、常連になるためのプロセスを考えると、二度目はないかも・・・と。
落語のセリフで「物は器で食わせる」というのがあるが、美味しく食わせる空気を感じさせてはもらえなかったなあ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます