さて、大丸あすなろ荘の食事はこのお宿に宿泊する目的のひとつというのが、多くの方の印象かと思う。
小生がこちらを知ったキッカケは、テレビで杉田かおるがお母さんを連れてきているのが紹介されていたことだが、そこでの食事が魅力的だった。
当時は、食事処は座敷に座るスタイルであったが、今ではテーブルに椅子のスタイルになっていて、この辺は時代を感じる。
こちらの食事は二食ともお鍋が付くということがウリで、ついでに一年中マツタケを出してくれるというのも特徴だった。
さて前置きはここまでにして、今回の夕食だが・・・先付が上写真のこの御膳。写真ではわかりにくいが、左上のところに二段のお重がある。
このお重が右写真のとおり。なんとなく素朴なおせち料理みたいな・・・もちろん刺身とかいろいろあって楽しくいただいていると・・・
出てきたのがヤマメの塩焼き。普通に美味しかったが、直前岩の湯でいただいたイワナが抜群だっただけに、それと比べるとちょっと落ちるように感じた。
そして、満を持して出てきたのがトップ写真の松茸の土瓶蒸し。今年は松茸が超不作でどこでも食べられないとのことだったが、なんとかいただくことができた。
さらに豚のお鍋も出来上がってきたぞ。こんな料理には・・・食前酒に日本酒が一口出ていたが、ここで生ビールに続き大丸ワインだ。
さて、さらに天ぷらも出てきたし、ご飯やデザートも出てきて大満足だ。
そして朝食だが・・・ご覧の通りハムやサラダ、サケなど一般的なものだが、ご飯を美味しく食べられるおかずが並んでいる。さらにみそ汁とともにひとり用の小さな鍋が(上右写真)・・・これが鶏鍋だ。ちょっと嬉しい朝食だが、ついつい食べすぎるというリスクも(汗)
こうした、毎回のお約束のようなもてなしは嬉しいし、安心していられるのだが、逆に言うと新鮮さがなくなってくる。
お宿のせいではないのだが、最初に来たときの感動みたいなものがちょっと薄らいできてしまったのも事実。
その意味では、こちらに限らずおなじみのところが増えてきて、若干マンネリ気味になっているのも否定できないかも。もちろん、トータルでみれば素晴らしいお宿なんだが・・・
むむ、さすれば新たにまた開拓していかないとなあ・・・と言いつつ、今回も露天風呂で他のお客様との会話で新規候補の情報をいただいた。
こうしたふれあいも秘湯のお宿の楽しみである。
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