エメ代役は“優等生”マリッチ

エメルソンを放出した浦和が早速、次の手を打った。１２日、ブンデスリーガで９６試合３２得点を記録した元クロアチア代表のボルフスブルクのＦＷトミー・マリッチ（３２）が練習に参加し、テストしたという。

　マリッチが練習参加の指示を受けたのはエメルソンがアルサードと契約した１０日。翌１１日にはドイツを出発し、この日朝８時に成田に到着、午後３時半の練習に参加したという。
　おお、遅刻常習の前エースとは違うぞ。ブンデスリーガといえば、監督のブッフバルトの母国だし、気に入られるのではないか、と思ったら・・・

　ドイツ育ちのクロアチア人ＦＷをブッフバルト監督は以前から知っており、「獲得候補の一番手。私が知っている通りのプレーができれば」とのコメントがあったらしい。もう決まりかな。
　
　そういえば、クロアチアといえば、初のＷ杯で、日本が対戦したが、シューケルとかいいＦＷがいたチームだった。クロアチア本国には、カズもいたことがある。
　それにしても、浦和の手まわしも早い。毎回いろいろ選手の獲得やら移籍で苦労している某水色のチームとはえらい違いだ。と思っていたら・・・こんなニュースも。

　磐田が日本代表ＭＦ福西の獲得を申し出ていたセリエＡ・カリアリに対し、断りの返事を出していたことが１４日、分かった。福西はチームの要でシーズン中の移籍には応じられず、カリアリが提示した条件自体も満足できないとして、現時点での移籍は拒否する結論を出した。福西本人とも話し合い、了承を得たという。

　まあ、条件面のことや今のチームの要であることは了解できるが、「福西本人とも話し合い」ってのが気になる。以前の記事に書いたとおり前から噂はあったのだ。
　今回もきっと、福西のことだから、「向こうへ行ったら、安い給料で一生懸命やらないといけないから、ダルいすよ」とか言っていたのでは・・・(爆)

　理由はともかく、福西残留は嬉しい限りだ。これから巻き返そう！
ＦＯＲＺＡ！ JUBILO