アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ひねくれものの小生

2012-01-25 08:02:21 | つれづれ
昨日のスポーツニュースは、ダルビッシュの会見一色といっていいほどの取り上げ方だった。

世界一の投手目指す=札幌のファンに誓う―ダルビッシュ(時事通信) - goo ニュース

 しかも、その論調が各局とも絶賛!だったのが、どうにもひねくれ者の小生にはひっかかった・・・
 予め断っておくが、小生ダルビッシュの実力がたいしたことはないとか、メジャーでは通用するわけがないとか思っているわけではない。

 小生がひっかかったのは、まずジャー行きを決めた理由について、相手選手が対戦前から勝負を諦めるような言葉を聞くようになって「モチベーションを保つのが難しくなっていた」と説明したくだり。
 確かに、対戦相手からそんな空気があったことはあるだろう。だが、それを最初の理由にあげるのが妥当なのか?

 前から何度か書いているが、彼は結局日本で一度も最多勝投手になっていない。2010年のシーズンは、パ・リーグで勝利数は七番目だった。
 2011年も結局田中に競り負けている。それを踏まえ、「この言い方はどうか・・・」という局もあってもよかったように思う。

 もっとも2010年シーズン終了時のスポーツ紙では、「西岡首位打者、ダル二冠」とトップを飾った。この年の最多勝のひとりは和田だったわけで、ダルビッシュの二冠は奪三振と防御率。
 こうしたダルビッシュ礼賛という、マスコミのスタンスのせいと言うべきかも。まあ、売れるためなら・・・という日本のマスコミのレベルではあるんだが。

 話を戻すと、メジャー行きの理由に「米国で日本選手の評価が低くなっているのが嫌だった」という説明もあった。
 確かに、最近の日本人選手の活躍レベルが落ちているのはそのとおりなんだが・・・よくも悪くもビッグマウスで、危ないバランスの上にいると感じる。

 個人的には有言実行タイプは好きなんだが、この言い回しがどうも素直に入ってこない感じがしたのは小生だけだろうか。
 まあ、アメリカでは信賞必罰だから、ビッグマウスだろうとなんだろうと成果を挙げてもらえればであり、そこには期待したい。

 そうそう、ひねくれついでに岩隈・和田もメジャーに行くわけだし、打者でも青木などが挑戦する。彼らにももっと光を!と。
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2 コメント

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そこ重要? (天邪鬼)
2012-01-25 21:24:10
某レッドソックスに行った、某ピッチャーのように、自分で勝手に四球を連発してランナーを貯め、ヒットを打たれ点を取られる。しかし、味方がいつも自責点を上回る点を取ってくれるから、白星が転がり込んでくる。そんな状況を鑑みると、防御率一点台を数年続けてる彼の『理由』を勝ち星だけで否定するのは無理があるのでは。
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コメントありがとうございます ()
2012-01-25 22:38:14
天邪鬼さんコメントありがとうございます
基本的な認識として、防御率の数年に渡る実績をはじめ、そのすごさは小生もおそらく同じく感じております。
ただ、メジャーを目指す理由として、一番最初にあがるのかしらん?と疑問に思った次第。
いずれにせよ、成果を挙げてほしいと思っていることは事実です。
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