アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

男の浴衣姿

2011-08-27 06:24:30 | つれづれ
先日、夜に電車に乗っていたときのこと、浴衣姿の若い男女グループが乗っていた。

 噺家のはしくれみたいな小生としては、当然浴衣姿となるとその着こなしに目が行ってしまう。そこにいたお姉さんたちはいずれもきれいに着こなしていた。
 ちょっと前には、左右の袷が逆で、死装束になっているお姉さんをよく見かけたが、さすがに最近は少なくなったようだ。

 だが・・・お兄さんたちは、目を覆うばかりであった。最近、男性の浴衣も増えてきたように思うが、着こなしがメチャクチャである。
 そこにいたお兄さんは、いずれもスリムであったが、それを割り引いても・・・ひどいものだった(汗)

 なんといっても、帯の位置が高すぎる。女性に負けじとばかり、おへそより上に締めている。それじゃあバカボンだよ(爆)
 その結果、すそがバラッとだらけていて、ほとんど温泉旅館で朝起きたばかりの姿みたいになっている。うーん、情けない。

 ショルダーバッグはまあ目をつぶろう。やめてほしかったのは、靴下とスニーカーだ。うむむむ・・・なんか、変なコスプレなのか(汗)
 電車の中で、男のひとりがしゃべっているのが聞こえた。「この浴衣、1500円だったんだけど、帯が3150円もしたんだ。この帯ありえないくらいに高くね?」

 見ると、浴衣は安売りだったようだが、まずまずイケている。だが・・・角帯のその値段って、高くねえぞ・・・って、それより着こなしが問題だよ。
 だが、それを聞いたお姉さんのレスポンスはまたすごかった。「ええ、それほんとに・・・安い! でも、とってもかっこよく着こなしてて粋だよ」と。

 むむむ・・・本気かよ。なんか、和風のもの見たら「粋」とか言うのがほめ言葉だと思ってないかお姉さん(←多少オヤジのひがみが・・・)
 だが本気で、それがかっこいいと思っていたら、けっこう悲しいぞ・・・

 頼むから、腰骨の位置で帯を締めて着こなしてほしいなあ・・・と。
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