このブログの読者の皆様にはご案内のことと思うが、小生は温泉マニアであり、特に「日本秘湯を守る会」のお宿めぐりを趣味としている。
今回のコロナ騒ぎの中で、さすがの小生も緊急事態宣言発出後は、どこの温泉にも行けていない。
実際には、GW明け以降はさすがに・・・と思い、早めに何か所か予約を入れていたのだが、お宿からオールキャンセルになってしまった。
中には早々と6月末の予約までキャンセルを入れてきたところもあり、しかたないと思う反面、残念という気持ちと、(勝手ながら)そこまでさせる必要があるのかしらんとも。
毎月最低でも一度は温泉に浸かっていたことからすれば、かれこれ2か月行けていないというのはストレス以外の何物でもない。
と、そこで思ったのが、緊急事態宣言解除後も、6月19日までは県を越えての移動は自粛・・・というおふれ。あくまで要請だから、違反しても罪にはならないのだが、お宿からすれば、おおっぴらに営業はしにくいわけで。
小生の故郷の伊豆などは、実質首都圏からのお客さんでもっているようなものであるが、それも当分はダメということで・・・悲鳴もよく聞く。
だが、人間が勝手に作った県境に何の意味があるのだろうか・・・と。たとえば、東伊豆から横浜市に行くよりも静岡市に行く方が遠いわけで、さらにそれよりかなり遠い浜松市からのお客様はOKで、小田原市からはNGと言われても・・・だ。
写真は、栃木の大丸温泉や伊豆の桜田温泉、それに埼玉のかやの家・・・すべて我が家から遠くない・・・
思い出したのが、福島原発のときのこと。岩手の釜石のがれきの撤去にあたり、関東各地で放射能汚染が心配と反対運動が巻き起こったこと。
同じ東北地方というだけのイメージだが、原発からの距離では東京の方が釜石より近いという・・・あのときも公平に考えるなら距離で考えてほしいと。昔の携帯のようにそこから何キロまでで料金が変わる・・・なんて発想はできないだろうかと。
もちろん、感染など無視して・・・なんて言うつもりはない。だが、県を越えて云々という議論には、自国第一主義と同じ縄張り意識を感じるのは小生だけだろうか。
その延長線上に、他県ナンバーの車への嫌がらせ問題などもある。なんとも陰湿で嫌な事件だが、小生在職中住んでいた大きな社宅では、転勤族らしく全国各地のナンバープレートのオンパレードだった。だからナンバーだけで、その人がどこに住んでいるかと決めつけるのはちょっと荒っぽい・・・
また冠婚葬祭などの事情や仕事でどうしても・・・というシーンもあるだろう。実際、都内でも、都心のナンバーの業務車が多摩地域で仕事していたら嫌がらせを受けたという事件もあった由。
同じ県内であっても・・・って、本当にこれでいいのかしらんって。
そういうお前はただ単に早く温泉に行きたいだけだろうって・・・言われたら、否定もできないのだが・・・(汗)
と、とりとめもなく、たらたらと・・・あっ、温泉のお姉さんの写真はあくまでイメージってことで(汗)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます