岸権旅館の食事に大満足

岸権旅館は大型旅館であるので、宿泊プランもいろいろあり、バイキングで格安に・・・というプランもあれば、本格的な懐石仕立てのコースをいただけるものまである。

  

　前回宿泊したときには、食事を山ざとという食事処でいただく懐石のコースにして、これがとてもよかった印象があったので、今回も同じプランにした。

　今回はみかん酒の食前酒からスタートし、先八寸はご覧のように四種類の先付が並んでいる。甘鯛の柚香焼とか和牛のつくねなど、味も食感もいろいろあり楽しい。

 

　そして続けて椀盛りが出てきた。鰤と地鶏の団子のすまし汁だ。シイタケなどもはいっているが、なんともいい出汁が出ていて、嬉しくなってくる。

　ここで出てきたのが、写真のお造りだ。鰆、カマス、マグロなど五種の魚が出てきた。春の先取りみたいなチョイスが嬉しくなる。

 

　嬉しくなるといえば、今回も食事処に詰めている板さんが、お客さまごとに食事のペースを見ながら、料理を出してくれる。

　このタイミングがちょうどよいのが、なんとも心憎くてたまらない。お酒も生ビールから白ワインに推移しているが、ここでそろそろ赤ワインをお願いしなくては・・・と。

 

　そう、メインの赤城牛のサーロインステーキである。山葵と塩でいただくと、脂の旨みが口の中にブワッと広がる。

　そして、ここで箸休めに一口サイズのお蕎麦が出てきた。辛味大根の蕎麦だが、ピリリとして美味しい。

 

　さらにここから炊き合わせと留鉢と続くとお腹もいっぱいとなっているのだが、ここで食事が出てきた。

　この日は、鯛茶漬けであった。薬味と鯛を自分のお好みに調整して出汁をかけていただく。これがメチャクチャ美味しいので、ついつい食べきってしまった(汗)

  

　ここからデザートで終わり・・・当然、後は爆睡・・・(笑)

　翌朝の食事だが、和洋のチョイスができるというので、洋にしたが・・・ジュース、パンに加えて、蒸し野菜がまずドーンと出てくる。さらにたっぷり野菜のスープも出てきた。これはもうパンにまで手が出ないぞ。

   

　これだけでもかなりの量なのだが、さらにソーセージも出てきた。むむむ・・・すごいと思っていたら、さらにさらにオムレツも出てきたぞ。

　質も量もいっぱい・・・むむむ、これはなんともすごい。前回こんなにすごかったかなあと思ったが、前回は朝食はバイキングであった。

  

　あまりに圧倒的な質と量で攻められるとぐうの音も出ない。今回も大満足になった。それにしても、朝も食事のペースに合わせての板さんの提供・・・

　次回も山ざとでキマリ・・・かな。