アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

日本一危険な国宝

2007-11-03 08:20:02 | つれづれ
ネットのニュースを見ていると、やはり見出し命みたいなところがあって、パッと気持ちを惹くよう工夫している。今日紹介するのは、日本一危険な国宝という見出しのニュースだった。

 その名も投入堂という・・・写真のとおりのすごい建物である。鳥取県の三朝にあるこの建物、伝説では役小角(えんのおずむ)が法力で投げ入れたとされている
 今見ても、どうやってこの建物を作ったのか想像しにくいほどの状況だが、なにしろここへいくのには岩場をロッククライミングよろしく登らないといけないという。

 こいつあ確かに危険ではある。何でも、近々ここに、60年ぶりに一般人を三人だけ限定して登らせるという。
 うーむ、小生は遠慮しておこう(汗)。それにしても、伝説とはいえ、役小角という人物のすごさを感じてしまう。彼は、修験道の達人としてあまりに有名だが、役行者という名前で、京都の町の名前にもなっている。

 何しろ、法力で京都と伊豆大島の間を空を飛んで往復していたという伝説まであるくらいだ。その限りでは、弘法大師よりスーパーな存在かも知れない。
 考えてみれば、全国にこれに近い建物はあるが、山寺あたりにもすごいのがあった記憶がある。こちらは東北の名刹をたくさん作った慈覚大師が建てている。

 彼も、瑞巌寺や毛越寺を手がけているなどそのスーパーぶりは有名で、後の伊達政宗が自らを慈覚大師の生まれ代わりと称していたのもむべなるかなと。
 話を戻そう。この投入堂、登るのに命綱をつけるというが、登ってそこで何をするのだろうか・・・座禅か何かなんだろうが、落ち着かないに違いない。

 それでもなお、ここで修行・・・うーん、確かにその結果空を飛べるようになるかも知れない(笑)。皆さんも一度チャレンジしてみます?
 でも、このお寺、一度見に行きたいとは思いますなあ。
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3 コメント

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ちょっと前に読んだ (すぽっと)
2007-11-05 02:14:43
ブログ仲間さんの記事に、その昔インディアンが描いたという絵を、それこそロッククライミングする感覚でかなり急な斜面をつたい歩きしながら見に行ったとありました。で、そんな所に絵を描いたインディアンはスゴイと思ったら、描いた頃はちゃんと立てる位置にその斜面があったと。長年の間に崖が崩れてそういう状態になってしまったとか。。。

この建物はちゃんと支柱が下に伸びているからこのままの状態で建てたのでしょうね。スゴイとしか言いようがありません(驚)。私も見に行ってみたいです。
。。。あ、登るのは遠慮しておきますが(苦笑)。

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ではこんど日本で ()
2007-11-05 12:10:06
ご一緒に…あっ、まずい飲み過ぎで山道が歩けない(笑)
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鳥取県には岩屋堂もあるのです (松田聖菜子★彡)
2007-11-06 03:29:26
 少し小さいけど鳥取県八頭郡若桜町に岩屋堂もあります。こちらは国の重要文化財でありますが。

 それでも年に2~3人は登ろうとして落ちています(ってあかんがな)。

 http://www.town.wakasa.tottori.jp/dd.aspx?menuid=137
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