アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

どうらく息子寄席 深川江戸資料館

2012-02-03 05:55:46 | 落語
ビッグコミックオリジナルに連載されている、噺家の修行を描いた漫画「どうらく息子」にちなむ落語会が、深川の江戸資料館で開催されたので出かけてきた。


 この会は、前回は昨年の9月にお江戸両国亭で行われたが、その二回目という仕立て。この会場自体は、昨年10月に小生も高座に上ったのでなんか嬉しい。
 今回も漫画の作者の尾瀬あきら氏が参加され、単行本など紹介している。主催の林家時蔵師に早めに予約入れたので、今回もバッチリサイン入りコミックスをゲットした(嬉)

 さて、開口一番は春風亭一力、「小粒」だった。初めて見る前座さんだが・・・大きな声を出そうという意欲は見えた。頑張ってほしいものだ。

 そして、前回は前座で登場したぽっぽちゃんが二ツ目の「ぴっかり」となっての登場。ネタは「やかん」だったが、さすがにこなれていて安心して聞けた。
 相変わらず、ぴっかりちゃんはかわいいが、袴をはいて出てきたのでイメージが少し変わってきたかも・・・


 そして、もう一人二ツ目の菊六の登場。この秋に真打に昇進することが内定しているが、今春昇進する一之輔同様、将来の有望株の一人だ。この日の「棒鱈」も切れ味がいい。
 さて、ここで時蔵師の登場。冬場のネタから「火事息子」である。考えてみるとこのネタ、意外に最近聞いていなかったことに気がついた。

 といいつつ、派手さはないものの、安定した語り口はしっかりと楽しめるもの。個人的には、こういう噺家さんってけっこう好きだ。
 そして、中入りをはさんで前回同様の尾瀬あきら氏の対談。


 そしてトリでは満を持して三三師の登場だ。この日のネタは「万両婿」という、珍しいネタを披露。三三は、比較的珍しいネタを好んで掛けているが、好きなのかしらん。この噺「小間物屋政談」という題で、以前三三で聞いたことがある。
 もちろん、三三のことで、やや濃い目の味付けながらしっかりと仕立ててくれていた。いよいよ、三三が大きくなりはじめた・・・そんな感じがしてきた。

 かくして大満足で、帰路についたが、今月もかなり落語会に通うことになりそうだ(苦笑)
 ちょっと残念だったのは、抽選会で今回は外れたこと。前回は当たったんだが・・・ぴっかりの手ぬぐいほしかったなあ・・・
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