アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

大三元でラーメン

2020-12-30 06:00:00 | グルメ

少し前のことになるが、コロさん追っかけの「恋のグルメ巡礼」で武蔵新城のどん亭という牛丼屋さんに出かけたことを紹介した。

 

 帰りには武蔵小杉で東急線に乗り換えるのだが、ここで思い出したのが駅前ロータリーにある「大三元」というお店

 いわゆる昭和の香りのする中華食堂だが、ノスタルジーに襲われて入ってしまった。というのは、学生時代武蔵中原に住んでいた小生、部活のイベントなどで武蔵小杉に住んでいた先輩とよく一緒に帰り、このお店で〆の一杯をやっていたのだ。

 

 その先輩は麻雀をやらなかったが、さすがに大三元が麻雀用語なのはご存知だったようで、よく「桂、仕上げに大三元をあがるぞ」などと言っていた。

 当時ですらレトロな佇まいだったが、まったく今もそのまま、逆にいえばよくぞ経営されているという・・・

 

 ただ、当時から素面で入店したことはない(苦笑)ので、ラーメンとビールぐらいしか記憶にない・・・というか、そのラーメンもどんな味か覚えていないのだが・・・

 とにもかくにも、入店すると随分狭いことに気づく。あれ、こんなに狭かったっけと・・・オーダーはもちろんラーメンだ。

 

 ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれ。なんともオーソドックスなラーメンである。これでナルトと海苔が入っていてたら完璧だ(苦笑)

 この手のお店で麺がどうの、なんていうのは野暮だろう。とりあえずズズッとすすり、具を味わう・・・むむ、ごくごく普通のノスタルジーあふれるラーメンだ

 

 そうこうしているうちに、タバコの臭いが漂ってきた。あれ? と思ったら、奥の方でタバコを吸っている方がいた。

 むむ、ここって吸えるの? と。実際、ラーメンの丼の向こうに灰皿があることに気づいた。その点は残念だが、逆にこのお店らしいとも・・・

 

 正直なところ美味しいとかは、言いにくい。もちろん不味いわけではないが・・・だが、このお店でそんなことを言う人もいないのでは・・・とも。

 今の環境からいえば、ここで夜ビールを飲みながら・・・というのは考えにくい。

 

 だが、それでもなお、小生にとってはなんともノスタルジーたっぷりのひとときを与えてくれたことに感謝である。

 それにしても、このお店、よく続いているなあ・・・当時の店主が40歳だったとすれば、今では普通はやっていないだろうし、今回も店員さんも複数いたくらいだぞ。けっこう繁盛しているのかしらん。

 

 なにか秘密があるのかも・・・ひょっとして、裏であんなことや、こんなことやってたりして・・・なんて、どんなことだよ(爆)

 えっ、あなたもやっぱりそんなこと考えてたの? おお、やっぱり大三元だけに・・・ってか。

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