墨絵でひととき

本当は教えたくないけど、というレストランは誰にもいくつかあるものと思う。今日ご紹介するのもそんな中のひとつだ。と言っても、目立つので皆さんに隠すことが変かも知れない。

　なんと、このレストランは新宿駅直結である。地下鉄新宿の上にあるメトロ食堂街というところの中にある。どう見ても、当たり前の食堂だ。
　だが、インテリアには良寛さんの詩などが墨書で飾られ、ちょっとゆったりした空気が漂っている。ちなみに、お客様の９割は女性だ。

　これだけでも、小生が行くモチベーションはたっぷりだが、トップ写真のごとく、さりげない季節の花などがアレンジされていたりして、ますますいい感じだ。
　このお店、名前は「墨絵」という。どうやら「スミノエ」と読むらしい。ここは、空気もいいが、何と言ってもパンが美味しい。


　いつも、料理を頼むと、パンが出てくるが、これが美味しいのだ。肝心のコース料理が来る前にお代わりしたくなってしまったりする。
　だが、その誘惑に負けると肝心の料理が・・・（苦笑）。まずは、そこに第一の試練がある（汗）。それに耐えて進んでこその喜びである。←大げさかな。

　さて、肝心の料理だが、地中海風料理と称し、和のアレンジもあるが、きれいであっさり系の料理だ。前菜についで、写真はメインのシーフードだが、雰囲気は伝わるだろうか。
　これに、絶品のデザートがつく。お腹にももたれない程度の程よさが女性に人気のゆえんだろう。

　小生新宿に行き、食事をするときよく立ち寄る店、それが墨絵である。皆さんもいかが・・・