お腹一杯になった小生が向かったのは、岩松院だ。小布施はかつて葛飾北斎のパトロンが住んでいたことから、北斎自身もなんども来ており、お祭りの屋台やお寺の絵画などたくさんの作品を残している。
そんな中、岩松院には巨大な天井画があることで有名であり、今回は岩の湯に行く前に見に行くことにした。
駐車場からポコポコ進むと、本堂などが見えてくる。巨大な・・・とまではいかないが、それなりの風格を感じさせるお堂である。
十一面観音などを見ながら本堂に向かう。さすがにくだんの天井画は撮影禁止ということで、拾った写真を貼っておく。
拝観のポイントを係の人が解説してくれる。下から見上げる天井画は思った以上に大きく迫力がある。
見る角度で色合いが変わったり、ある部分が隠し絵になっていたりと、見どころもいくつもあり、なかなか奥深いこともわかる。
さらにこのお寺、福島正則のお墓があったり、小林一茶の「痩せガエル 負けるな一茶ここにあり」の句のゆかりのお寺であることも知った。
さて、拝観を終えたが岩の湯に行くにはまだ時間がある。調べてみたら、近くにもうことつ古刹があることを知った。
それが浄光寺である。こちらは癌封じのお寺として名高いというが、雑に積んだように見える階段と、本堂が名物で、本堂は重要文化財に指定されているという。
なかなかの古刹であるが、一方でご住職の趣味でスラックラインの施設がある。そう、こちらではスラックラインの国際大会も催されていることでも有名だ。
古刹とともにスラックライン・・・なかなか興味深いお寺であった。
さあて、そろそろ岩の湯にいくには頃合いだぞ。と・・・なかなか充実した小布施のひとときであった。
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