小布施にある小布施堂というお店は、「朱雀」という栗のお菓子が名物である。はやい話がモンブラン系の和風のお菓子だが、9月から期間限定で食べられる。今年は9月10日から10月16日までの限定発売で、完全事前予約制で8000円という価格だ。
以前、知人がこのお菓子を目指して何度かチャレンジしたが、なかなか巡り合わせが悪く結局食べられていないという。
逆にいえば、今年はオンラインによる完全事前予約制というから、予約さえ取れれば・・・だが、その時間に小布施に出かけていくのはやはり大変ではある。
そんな中、姉妹店の「えんとつ」というお店では通年で朱雀のモンブランをいただけるとのことで、鼎でそばをいただいた後に向かった。
到着すると小生の前に待ちが5組、思ったより少ないかと・・・ほどなくして入店した。メニューはモンブラン朱雀とドリンクのセットのみ、価格は2000円とリーズナブル(汗)
入店して驚いたのが、古民家のような外装に対し、内装はおしゃれな喫茶店の佇まいで、まったく印象が異なること。
そして出てきたのがトップ写真のこれ。写真ではサイズ感がわかりにくいが、いわゆるデザートにいただくモンブランのサイズではない。かなりの大きさだ。
この写真を見た知人が、美容院のカットの見本? と言ったが、いいえて妙な・・・さて、まずは実食だ。
この髪の毛のようなマロンクリームからいただく・・・おっ、まろやかで上品な甘さが抜群に美味しい。
かなりの大きさで、飽きるかと思ったが、この甘さなら大丈夫かも・・・と掘り進めていき、芯のゾーンに入る。
こちらはどうだ・・・おっ、こ・これは? ざっくりいえばケーキだが、アイスクリームのような部分とスポンジのような部分、それにクリームが合わさり、なんともいえない。
もちろん、いい意味でであり、なんとも美味しく、甘く、それでいてしつこくなく・・・で、あっという間に完食してしまった。
いやはや、事前予約なしで一年中食べられることを考えれば、あえて小布施堂を目指す必要はないかと・・・
次回以降、小布施に来る際は、鼎とえんとつは定番のひとつになるかも・・・というところで、お蕎麦の後、絶品のデザートをいただいた後は、今回の目当ての岩松院にいこう。
こちらについては・・・待て次号・・・って、だから待ってないって(苦笑)
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