以前、小生は所沢で仕事をしていたことがある。当時の先輩がジャズを始めたことから、当時の仲間とジャズライブに行ったことがある。
調べてみたらもう7年も前の話。その日は、かなりひどい雨で、早めに着いて商店街を歩いていて、靴がだめになり、急遽安売りの靴を買った記憶がある。
その時は所沢駅近くのお店だったが、今回は新所沢だという・・・当然所沢勤務の頃はよく行っていたが、この駅に降りるのは当時以来だ。
まず改札を出たが・・・まったく記憶の中と違う。たとえば、京都の場合は仮に駅舎が変わっても、烏丸通りとかメジャーな通りは変わらないし、東西の本願寺などがランドマークになる。
ところが、比較しては・・・だが、まったく記憶にない世界が広がっている。
とはいえ、指定のお店に向かう。この日もバッチリ雨だったが、お店は駅からは近かった。入店すると、店内は当時の懐かしい仲間で、すでにいっぱいだった。
お店は、その筋には人気のようだが、聞いたところ、小生が所沢に勤務していた当時は、このお店はまだ開店していないことがわかった。
さてライブのスタートだ。メインとなるのは、所沢等でお世話になった先輩(上司)。所沢「等」というのは、その先輩とは、初任地の名古屋、その後日比谷、所沢、また日比谷と何度もご指導いただいていて、かなりのご縁をいただいたからだ。
その方の指導の下、所沢時代の仲間もボーカルに入っている。
もちろん観客のほとんども当時の仲間で、当然ながらその頃からすると、全員数十年歳を重ねているわけで・・・
だが、先輩のパワフルなボーカルや、仲間の(失礼ながら)年齢を感じさせない歌声に、場内はバカな盛り上がりに・・・
音楽については、まったくの音痴だが、素人ながらもいいことだけはわかるし、この曲はどこかで・・・と思ったら、朝ドラの「カムカムエブリバディ」のテーマになったあれだ・・・とか、それなりに楽しめた。
毎年開催されているこの会、小生はたまにしか行けていないが、また今度・・・と。
しかし、どうもジャズは自分らしくはないか・・・とも・・・帰りの電車の中で稽古にいそしむ小生であった。
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