免許証更新のひととき

今年は小生免許証の更新である。ようやく・・・ようやく免許証が晴れてゴールドに復帰した（嬉）。これまで平成１２年、１５年、１８年とブルーで更新を三回やったが、昭和５５年に免許取得後、違反歴は２回である。

　一回目が平成９年の車間距離不保持違反、二回目が平成１３年の車線変更禁止違反というレアな違反（笑）。このタイミングが絶妙で、前回の更新はわずかに５年に不足だった。
　ともあれ、今回は晴れてゴールドに・・・ということで、警察署に出掛けた。苦節７年半無違反で来たのだ。長かったなあ・・・

　さすがに運転免許試験場と比べると圧倒的に空いている。視力検査も済ませ、さあ後は講習で終わりだ（嬉）・・・れれ、なんか後ろの列がもめているぞ。
　見ると、高齢の女性が視力検査で回答しないため、検査官が怒っている。「ほら、回答しないといつまでも終わらないよ。早く答えて！」

　これに対し、その女性「すみません、見えません」「えっ、これ見えないの？それじゃ、これは？・・・うーん、右目は視力０．１」左目もどうやら０．１だったようだ。
　「あのね、視力不足で免許証更新できないよ」という検査官に、その女性平然と「大丈夫です、私運転しませんから」「あのねえ、身分証明書作ってるんじゃないんだから」このやりとりには思わず爆笑してしまった。

　検査官の言うのも当然だが、その女性はメガネすらかけていなかった。というより、なぜ免許証を更新してもらえないのか最後まで納得していなかった（苦笑）
　だが・・・そのときふと思った。小生今回ゴールドに戻すために、ずいぶん苦労した。スピード違反はもちろん、駐車禁止もひっかからないように、わずかの駐車でもきちんと駐車場に停めていた。

　実は、シートベルトも皆がするようになるかなり前から、数メートルの移動でも必ず締めていた。そこまでやっても、過去二回違反でつかまったのだ。
　にもかかわらず、運転しない人はしっかりゴールドを続けている。逆に、一緒に講習を受けている約１５名のうち、週１くらいは運転している人がどのくらいいるのだろうか。

　などと思いつつ、しっかりできあがった免許証を握りしめて帰路についた。しかし・・・あの女性は、いったいどうしたんだろうなあ（苦笑）