アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

また一人、W杯戦士の引退、秋田豊

2007-11-22 06:35:18 | サッカー
また一人、フランスW杯の戦士がスパイクを脱ぐ。日本代表の鬼軍曹ともいうべき存在の秋田豊が引退を表明した。思えばおととしの今頃、元鹿島の日本代表相馬直樹が最後のチーム川崎で引退を表明していたが、いよいよそういう時期かと。

 秋田は、学生時代から騒がれた存在ではなかったようだが、鹿島にあって、文字どおり実力でポジションを奪いとり、日本代表でも不動のDFとして活躍した。
 そのヘッドの強さは、数々の伝説となっているが、小生が覚えているのは、フランスW杯の最終予選カザフスタン戦のゴールだ。

 あの試合は攻め込みながらも、点が奪えず、ここで落としたら・・・という大ピンチだっただけに印象に残っている。
 努力でポジションを奪っただけに、鹿島を出されたときの台詞「ポジションは与えられるものではなく、奪い取るものだ。なのに、(有望な)選手が入ったからということで、チームを出されるのは納得いかない」という趣旨の言葉には重みがあった。

 全盛期のジュビロの中山とのマッチアップはまさに見ごたえがあった。特に、オフザボールの骨がきしむようなしのぎあいは抜群に楽しませてくれた。
 そうそう、エコパでのチャンピオンシップで、2-0から痛恨の追撃弾を食らったのも忘れられないなあ・・・

 その一方でトステムのCMでは菊池桃子と出演しており、コミカルな感じも出していた。鹿島の日本人選手としてはCMに出たのって、秋田が最初では?
 しかし、残念なことに名古屋に移籍してからというもの、出場機会も減り、あまり闘魂のオーラを感じなくなってしまったのが残念だった。

 その秋田も、今期在籍の京都では出場14試合にとどまっており、引退を決意したいという。しかたないこととは言え、また一人個性的な名選手が去るのは寂しいものだ。
 J1・J2通算で405試合出場という実績は、ケガがつきもののDFにとってみれば驚異的な実績、しかもその大半をトップの鹿島で過ごしたことは特筆すべきである。

 小生にとって、もっとも嫌いだが、その一方で実力を認めざるを得なかった鹿島というチームの象徴だった秋田・・・中山は大丈夫かなあ・・・
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