淳之助製麺所で「俺の豚麺」

惜しまれながら昨年12月に閉店した「ぶたまる」。個人には貴重な二郎インスパイアのお店としてその後のロスもしばらくあったが、さらに興味があったのは後がどうなるかだ。

　年が明け、工事が入り黄色の看板が白く塗り替えされた時にある種感慨も・・・そこには「淳之助製麺所」の文字が。

　その後、バイト募集のポスターも貼られるようになり、いよいよ近づいてきたなあと思っていた。3月6日に開店と知り、さらに野方にあるオリオン食堂の姉妹店と判明した。

　

　ということで、ラーメンジャーナリストとしては(←おいおい)開店日にいくしかないぞ・・・お店に到着したのが11:27。行列はできているが、まだ開店していないようだ。

　そして11:30、ようやく開店。最初の入店には入れなかったが、その次の初めの方に入れた。オリオン食堂系ならつけ麺がメインかなと思ったが、「俺の豚麺」というのが目に留まり・・・

　

　食券機のところに会員カードらしきものがあったり、ラーメンとつけ麺のボリューム表示があったり、さらにはカウンターの上に推し麺の看板があったりして賑やかだ。

　ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれ。トッピングは聞かれなかったが、野菜もそれなりのボリュームだし、アブラとニンニクも乗っている。

 

　麺は本家二郎とまではいかないが、けっこうな太麺。そしてスープだが、ぶたまるや二郎のようなカネシ系のジャンクさはない。

　醤油味とのふれこみのようだが、つけ麺や他のラーメンが煮干しや魚介系を謳っていて、ストレートに醤油を感じる二郎系とはまったく別物である。

 

　そのせいか、アブラやニンニクを入れたスープでありながら、意外にもスッキリしたものに感じる。

　逆にいえばジロリアンとしては物足りないという感じだ。あくまで個人の感想だが、これに醤油を足していただきたいところだが・・・

　

　いまだに、ぶたまるロスにとらわれていることがわかる・・・ちなみにこちらは同行者の煮干しラーメン。

　スッキリしているが、ものひとつパンチが欲しいという感じと。ということで、二人の感想的には、次回は別のメニューで行ってみようかと。

　オリオン食堂ではつけ麺が美味しかった記憶がある。次回はつけ麺でいってみたいところだ。

　とりあえず、次回以降「俺の豚麺」はないかな・・・そういえば、周囲でもこのメニューを頼まれている方はいなかったような(汗)