アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

国連分担金軽減で国際的発言力低下?

2009-12-25 12:31:15 | つれづれ
国連の予算の分担金で、日本がそのシェアを下げ12%になるというのをテレビなどでも騒いでいた。なんでも一時期は20%を超えていたものの、過去最大の下げ幅になったという。

 日本の分担率12%台に低下 国連予算(産経新聞) - goo ニュース

 BRICSなどが経済発展しているのだから、シェアが下がるのは当然だし、国がこれだけ、「金がない金がない」と言っているのだから、分担金が下がるのは大いに歓迎と思いきや、これによって国際的発言力の低下が懸念・・・なんてやっている。
 これを聞いてわが耳を疑った。

 これまでの日本に「国際的発言力」なんてあったの? と。少なくとも今回シェアを上げた中国やロシアはいまだ5%にすら達していない。
 だが、この二カ国の国際的発言力が弱いなんて誰も思っていないだろう。今回の見直しの結果においても、依然として日本は世界第二位の分担率だし、第三位はドイツだという。

 では逆に20%以上の頃に、日本の発言力は強かったのか? 今まで小生さすがに日本の発言力は強いんだなあ・・・なんて感じたことは一度もない。
 何か、日本がイニシアチブをとって主張して、国連の場で認めさせたことって、何があるんだろう。少なくとも勉強不足の小生は知らない。

 だいたいいまだに日本とドイツは、国連の中の敵国扱いから外れていないのだから、常任理事国はおろか、まともな加盟国として本音は扱われていないと思うべきでは。
 だから構図的には、いじめられっ子の日本とドイツがお金持ちみたいな扱いで、他の子供たちにお小遣いをまきあげられているみたいなものではと。

 はっきり言おう、国際的発言力に分担金はまったく関係ないのではないかと・・・と、ここまできて思ったが、中国の分担金って少なすぎないか?
 なあんて、ぐちゃぐちゃ言ってもしかたないんだよなあ。きっとこのまんま、日本はずーっと搾取され続けるんだろうから・・・
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