なんだ簡単じゃないか・・・

「携帯はいらん、簡単簡単ていって簡単だったためしがない。」というＣＭがある。解説書もついていないのが売りのようだ。

　考えてみると、これはすごい。どんな、電気製品を買っても最低限の解説書はついている。ボタン電池ですら、注意書きがついている。
　すると、乾電池よりも易しい携帯なのか(←って、どんな携帯だよ)

　現物を見た。箱の中は、本体と充電器のセットしか入っていないようだ。なるほど、解説書はついていない。よく見たら、本体には画面がついていない。
　ということは、電話帳を登録することはできないと思われる。つまり、この携帯を持つ人は、電話帳を一緒に持つ必要があるのだ。

　これは象徴的だ。確かに、携帯の発展で電話帳を持つことがなくなった。だが、その一方で自分で電話番号を覚えなくなっている。私も、家族の携帯番号を覚えていない・・・
　かえって、携帯がないときは不便だったりする。ところが、この携帯の場合、その心配はない。公衆電話を持ち歩いているようなものだからだ。

　ときに、小生の通っているヨーガ教室のある文化教室で、「携帯電話教室」という貼紙を発見した。一回だけのレッスンで、なんと料金は無料だという。
　見ると、くだんの携帯を使用するという。どうやら、ツー○ーの宣伝プログラムのようだ。しかし、ちょっと待て、解説もないほど簡単ではなかったのか？

　この携帯を使って、何を指導するというのだ・・・実は、契約書の書き方だったりして(笑)。いや、実はあの携帯にはマル秘の隠しアイテムがあるとか・・・まさか(笑)

　ときに、ＤＯＣＯＭＯも「らくらくホン」シリーズを出していて、高齢者の人にもわかりやすい携帯を出している。小生の父にも持たせているが、正直あまり機能を使えていない。

　そんな中で、最新型の「らくらくホン」のＣＭには、大竹しのぶが出ている。それによると、メールを字で打つのが大変なお年寄りのために、声でメールが送れるという。
　大竹しのぶも、メールでデートに誘われたのを声メールで返事していた。「ごめん、日曜日はダメなの～ウフっ」だと・・・おい、それなら最初から電話で返事しろよ（爆）