アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

岩殿山に登山

2018-09-06 07:00:05 | つれづれ

石和温泉に宿泊した小生だが、どこかに立ち寄りたいと思い、岩殿山に登ることにした。真田丸でも登場した岩殿山城は大月の交通の要所にあり、中央道から見てもとても急峻な岩で構成されていて、登るのも大変そうだが・・・

  

 調べてみたら山頂までは簡単に行けるという。ということで、車をふもとの公園駐車場に停めて・・・と思ったら、当日は工事で使用できず、代替措置で近くの市民会館に停めた。

 そしてここから登山口に進む。本来の公園駐車場から1分くらいで登山口に着いた。いよいよここから登山である。最初は石段が続き、歩きやすい・・・

  

 が、その道はかなり急で、早くも息があがる。途中、木が倒れていたりして、土砂崩れや豪雨の影響があったことがうかがえる。

 登山口から7分くらい歩いたところで、建物が見えてきた。これが岩殿ふれあい館という施設で、休憩ができる。

  

 ただ、断水ということでトイレの使用ができなかったので、今後行かれる方にはご注意をお願いしたい。

 さて、登山はここからが本番だ。山を外から眺めると巨大な岩盤が見えるので心配していたが、登山道は土の部分が整備されていて、登山靴でなくとも大丈夫だ。

 

 ただ、途中岩盤が見えるところがあり、やはり急峻なことがよくわかる。なんとなく雲見の烏帽子山を思い出した

 そしてハアハア言いながら急な登山道を進むと、巨石が登山道をはさむように立っていた。ここが揚城戸という城の入り口の跡という。

 

 ここまでくると山頂(正確には南物見台跡)は目の前だ。だが、中央道から見てその裏側にはとんでもない規模の土砂崩れが目の前に・・・山頂すぐ近くからかなり下まで崩れている。

 ちょうど本丸のすぐ下からすそ野にそってかなりえぐれていた。おそらくこの城ができてからこの規模の土砂崩れはなかったのではと思われるが、地球の気象がおかしくなっていることがよくわかろうという・・・

 

 そして到着した頂上には乃木大将の歌碑が立っていたが、富士山も一望のもとに見えるし、城の由来もありで、それなりに当時をしのぶことができる

 だが、我々が城ときいて想像できるような建物の跡はないし、規模も狭いことがわかる。そんな中で、本丸の近くに馬洗い池跡というのがあった。

 

 今では水はないが、少なくともここまで馬を登らせていたことがわかる。どうやって・・・とか思ってしまう。

 ちなみに、本当の山頂はここから少し横にすすんだところにあり、そこが本丸跡らしい。山頂にいらした登山者によれば、携帯のアンテナが立っていて、景色はよくないと聞き、やめた。

 

 この岩殿山は武田勝頼自刃のもととなったところでもあり、信玄の有する名城のひとつでもある。歴史マニアにはたまらないが、その高さ634mは偶然にも東京スカイツリーと同じだ。百名山のひとつでもあるという。

 結果的には登山口から約30分で登ることができたし、特別な装備はいらないので、シンプルに往復するならハイキング感覚でも大丈夫だ。

 

 なお、ここから周遊コースを回ると稚児落としといわれる難所をはじめ、鎖場も多く、しっかりした準備・装備が必要なようだ。

 土砂崩れなどで閉鎖されているコースもあるので、事前に十分情報を確認されたい。

 

 なお登りはきつかったが、下りはさらに怖く、翌日以降足にかなり痛みが来てしまったことも追記しておきたい(汗) 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« iPhone3GSを見つけて | トップ | そば処大和のかつ丼セット »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事