旅の楽しみって、いろいろある。小生の場合は毎年定例で行く秘湯のお宿も多く、いきおい立ち寄る場所もワンパになったりする。
逆に期待していない状態で飛び込んだお店に感動・・・ということがあると、その旅の印象もぐっとよくなる。
今回岩殿山に登る前に昼食をどうしようと思い、食べログで検索したところ見つかったのが今日紹介する大和というお店だ。
街のそば屋さんのたたずまいで、定食も美味しいと口コミにあった。場所は大月市街の中心で市役所の近くだった。
そばのメニューも多かったが、自分の直感がセットメニューにしろという・・・ので、かつ丼とせいろのセットにした。
ほどなくして出てきたのが、トップ写真のこちら・・・そうそうせっかくなので、鶏モツ煮もお願いした。
まずはモツ煮をつまむ・・・山椒をかけると・・・おお、濃いめの味付けと山椒が絶妙のバランスに・・・って、酒が飲みたくなるぞ。
さすがにそれは・・・だが、これから山に登るのだからして・・・でかつ丼にとりかかる。えっ・・・こ、これは・・・う・う・美味い!!!!
これまで食べたかつ丼の中で一・二を争う美味さだ。ってか、最近とんとこの手の味を食べたことがない・・・昔ながらの味だ。
あまりの美味さに日頃は半分以上残すご飯だが、気がついたら完食してしまった。おそばの方はごく普通だったが、このかつ丼には感激だ。
むむ、これはとんでもなく美味しいお店にめぐりあったというべきか。というところで考えてみると、大月には河口湖のうぶやとか、桃の木温泉とか真木温泉など通る機会は多い。
これからこちらに来たときに、時間があえば立ち寄ってもいいかも・・・と。
念のため申し添えると、味の好みは人それぞれだから、このかつ丼が美味しいと思う人ばかりではなく、味が田舎くさいとか上品ではないと思う方もいらっしゃるとは思う。ただ、小生にとってはどこか昔食べた絶品のかつ丼を思い出させてくれる・・・ノスタルジーに満ちた味わいであったことをお知らせしておきたい。
そうそう、お客さまを呼ぶ体質はこのお店でも発揮されていて、お店に入ったときはお客様は1組2名だったのだが、いる間に5組になって満席となった。
地元の方だけでなく、観光客の方もいらっしゃるようだった。それにしても感動してしまった・・・近いうちにこちらに食べに行くことを目的に行ってもいいかも。
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