たこ焼きとイカ焼き

大阪といえば、たこ焼きというイメージのわく向きも多いだろう。もちろん、たこ焼きはまごうかたなき関西の名物であり、どこの家にもたこ焼き器があるくらいだ。

　だが、そのたこ焼きと同時に「いか焼き」というものがあるのをご存知だろうか。えっ、イカを醤油などつけてあぶる、あれ・・・ではありません。
　あれは関西では「焼きいか」といって明確に区別されています。いか焼きはひらたく言えば、イカをお好み焼きの生地に入れて圧縮しながら焼いたものなのです。

　いわゆるイカ入りのお好み焼きとはちょっと違っていて、プレスで圧縮するところがポイントである。そして、店によって異なるが独自のタレをつけて食べる。
　写真は伊丹空港のある店で撮ったものである。たこ焼きの向こうに見えるのがいか焼きだ。先日大阪出張のときに食してきた。

　しばらく関西に行く機会もなくなるかと思い、思い切り両方を食べてきた。正直お腹中粉だらけという感じだったが・・・（汗）
　ここのいか焼きのタレはちょっぴりカレー風味が仕込んである感じだった。なかなか食欲をそそる。語彙の足りない小生には表現しにくいが、ギュッと圧縮された美味さがある。

　もちろん、夜であればビールともよく合う。また、この他にもネギ焼きというのも関西では美味しい。
　１９日の夜のテレビで大阪のおばちゃんを特集していた。コテコテのノリで自宅でたこ焼きを焼いていた。やはりお約束といったところか・・・（汗）

　関西の鉄板と粉文化・・・やはりなんとも魅かれるものがある。読者の方でいか焼きを食べたことのない方、一度いかがでしょうか。
　ちなみに、満腹中枢は思いっきり来ますよ～（笑）