お笑いコンビ「しずる」の村上純が、ちょっとユニークな表題の本を出したというニュースを見て、小生早速その本を購入してしまった。
何しろ、その表題が「人生で大事なことはラーメン二郎に学んだ」というもの。これは小生としては読まずばなるまい。
以前の記事で、「ラーメン二郎に学ぶ経営学」という本を紹介したが、あの本では経営学的立場から二郎を分析していたが、著者の二郎に対する熱い思いがほとばしっていた。
結論からいえば、今回のこれも熱いなんてものではない。ただ、前回の本と異なり完全なファンブックというのが正しいと評価すべきだろう。
表題から想像するほど、「学んだ」という印象は小生には見えなかった。むしろ、二郎への強烈な愛がふつふつとたぎってくるまま文章にした感じ。
経営学・・・のときもそうだが、両著とも目の前のラーメンと対峙して、自ら哲学的ないしは経営学的に禅問答のごとき思いをめぐらせている感じがある。
たとえが微妙だが、立川流の信奉者が、聞いている落語からいろんな読み取り方をして、(演者の意図の有無に関わらず)この噺に、こんなテーマを折り込むことに成功した・・・なんて礼賛しているのにちょっと通ずるものを感じた。
ただ二郎を一度でも味わい、ジロリアンにはなっていなくても、また行ってもいいかな・・・という人には、最高の応援歌になるはずだ。
というのは著書の後半で、二郎各店舗の一軒ごとの特徴や味わうべきポイントがしっかり書かれているからだ。
彼自身が、実際に足を運んでいるから書けるような生の情報が入っていて、なかなかいい。札幌を除くすべての店舗に足を運んでいることがよくわかる。
小生の場合は、かつて川崎に勤務していた頃、京急川崎店に行き、ジロリアンとしてまた復活してしまった(といっても、時々は行っていたが・・・)が、地理的なこともあり、まだ行けてない店舗の方が多い。
逆に行ったことのあるのは・・・三田本店、歌舞伎町、小滝橋通り、高田馬場、池袋東口、西台駅前、荻窪、立川、桜台、京急川崎、横浜関内・・・ああ、わずか11店だ。
厳密にいうと、現生郎も二郎吉祥寺店を名乗っている頃行ってはいるんだが・・・ともかく学生の頃は、三田にしかなかったことを考えると、今の店の多さとなると隔世の感だ。
そうそうこの本には付録的に、首都圏の地図とともに二郎各店舗の写真も掲載されている。切り取って、二郎めぐりするときに活用するのもありかも。
何しろ、その表題が「人生で大事なことはラーメン二郎に学んだ」というもの。これは小生としては読まずばなるまい。
以前の記事で、「ラーメン二郎に学ぶ経営学」という本を紹介したが、あの本では経営学的立場から二郎を分析していたが、著者の二郎に対する熱い思いがほとばしっていた。
結論からいえば、今回のこれも熱いなんてものではない。ただ、前回の本と異なり完全なファンブックというのが正しいと評価すべきだろう。
表題から想像するほど、「学んだ」という印象は小生には見えなかった。むしろ、二郎への強烈な愛がふつふつとたぎってくるまま文章にした感じ。
経営学・・・のときもそうだが、両著とも目の前のラーメンと対峙して、自ら哲学的ないしは経営学的に禅問答のごとき思いをめぐらせている感じがある。
たとえが微妙だが、立川流の信奉者が、聞いている落語からいろんな読み取り方をして、(演者の意図の有無に関わらず)この噺に、こんなテーマを折り込むことに成功した・・・なんて礼賛しているのにちょっと通ずるものを感じた。
ただ二郎を一度でも味わい、ジロリアンにはなっていなくても、また行ってもいいかな・・・という人には、最高の応援歌になるはずだ。
というのは著書の後半で、二郎各店舗の一軒ごとの特徴や味わうべきポイントがしっかり書かれているからだ。
彼自身が、実際に足を運んでいるから書けるような生の情報が入っていて、なかなかいい。札幌を除くすべての店舗に足を運んでいることがよくわかる。
小生の場合は、かつて川崎に勤務していた頃、京急川崎店に行き、ジロリアンとしてまた復活してしまった(といっても、時々は行っていたが・・・)が、地理的なこともあり、まだ行けてない店舗の方が多い。
逆に行ったことのあるのは・・・三田本店、歌舞伎町、小滝橋通り、高田馬場、池袋東口、西台駅前、荻窪、立川、桜台、京急川崎、横浜関内・・・ああ、わずか11店だ。
厳密にいうと、現生郎も二郎吉祥寺店を名乗っている頃行ってはいるんだが・・・ともかく学生の頃は、三田にしかなかったことを考えると、今の店の多さとなると隔世の感だ。
そうそうこの本には付録的に、首都圏の地図とともに二郎各店舗の写真も掲載されている。切り取って、二郎めぐりするときに活用するのもありかも。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます