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小生の数少ない自慢できる話に、全国47都道府県にすべて最低二泊以上しているというのがある。よって、どこの地方にはこの名前が多い・・・なんてふうに人名には興味があり、佐藤のルーツとか取り上げている、NHKの「日本人のおなまえっ!」という番組は好きだ。
レギュラー化した今年から、アシスタントは赤木野々花アナがやっているのだが・・・ひとつだけ気になることがある。
番組の冒頭に、今日のテーマになる名前が紹介されるのだが、赤木アナが元気な顔で「本日のお名前様~! 」と叫ぶのだ。
この言い方がどうしても気になってしまう小生である。
かつてコンビニやファミレスでの話し言葉を、俗に「ファミコン語」と呼び、ちょっと困ってしまう日本語として話題になった。「こちらラーメンになります」とか「ご注文は以上でよろしかったでしょうか」なんてやつだ。
ところが、そうした言葉もすっかり市民権を得てしまい。むしろ、正しい丁寧語みたいな感覚にさえなってしまっている。
さらにいえば、今蔓延している「ら」抜き言葉についてもひどいものだが・・・NHKはご丁寧にも必ずテロップで訂正を流している。
で・・・そんなNHKが「お名前様」をそのままでいいのだろうか。小生が最初にこの言い方を聞いたのは、ある飲み屋の予約をしたときのことだった。
「恐れ入りますが、お名前様お聞きしてよろしいでしょうか」と言われたときにはぶっとんだ。お客さんの人数を何名様とは言うが、お名前様はねえだろって。
NHKがこのことをスルーしているのはなぜだろうか。この言い方がおかしいと気が付いていないという説がまずひとつ。続いていうと、この言い方に市民権を与えようという・・・
いやいや、もうひとつあるぞ。そもそも「お名前様」という言い方がおかしいと思っているのは小生だけで、実は正しい日本語だったりとか・・・
そういえば、今から25年くらい前に、電車に飛び乗ってきた女子高生が「超ギリギリ」と言うのを違和感もって聞いていた小生だが、いまでは普通に言っている・・・
気がついたら小生も「お名前様」と言っている日は近いかも知れない(汗)
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