このところ、電力ひっぱくについてのニュースがよく聞かれる。ひねくれものの小生、原発再稼働についての地ならしか? なんて思ってしまう。
再生可能エネルギーやら、何やら言っているが、結局のところ基本として電力会社に基本を委ねているのは変わらず、政府の見解などを聞いていても、「世界一厳しいと言われている原発の安全基準」とか「安全を前提にした原発再稼働」なんて言葉がよく聞かれる。
そこで沸いた疑問が・・・「そんなに安全なら東京に作っては? 」と。
東京の電力をまかなうためなら、大した施設にはならないという話を以前聞いた記憶がある。
あえて問いたい・・・「東京に作らない合理的な理由は」と・・・もちろん危険だからとか、テロの標的になんてのは説明にはならない。
政府はこれまで国会等でそのようなリスクはないと言っている。ではなぜ・・・と。ついでに批判覚悟で書くと、原発が怖いと思って東京から移住する企業や人が増えれば、一極集中対策になるではないかって・・・
いろいろな意見はあるようだが、ダメな理由として東京に設置するには土地代が高いとか、海岸沿いの地盤が軟弱だとかいうのをよく目にする。
国有地や都の持っている土地ではダメなのか? また海沿いがマストだと言っている意見も見たが、数少ない海外旅行で、小生は内陸にある原発を何個も見てきていて、なぜ日本では海沿いがマストなのかもわからない。
中には反対運動を収束させる難易度が・・・というのもあった。
冗談じゃない、反対する人数が多いからダメで、地方なら反対が多くても人数は知れているから・・・というのは合理的ではないと感じる。
さらにいえば、決して少なくない反対があっても国が工事を強行しているケースはいくらでもあるだろう。
話が飛ぶが、ガソリン車が販売停止になるまで、あと10年といったところ。世界はそこまできている。それがいいかどうかで議論してもしかたない。
それがマストで世界は動いている。すると、いやでも電気自動車は増えるしかなく、必要となる電気はまた増えるという・・・
このテーマについては、それこそどこかの首相の口癖のように「前提をおかず、あらゆる可能性を排除せずに議論していく」しかないだろう。
「東京に原発を」というのも、そんなひとつのネタである。できない理由が頭に浮かばない小生である。
*「人間とは、一番大切な場所を忌み嫌い、離したり隠そうとしたりする陰険さが在る」
一番の疑問は「WC=ウォータークローゼット=トイレット」ですね。自分は経験上「食い物よりも何よりもWCが大切」と。何せほぼ100%現地現場出張仕事でして「何よりトイレが大切」です。(不思議と病院、診療所など、便所がこ汚い処は技術や対応も悪い) 何故今此処で「便所なのか? 何かご不浄とか憚りとか、便所に対して失礼無礼」ですね。
*「実は、便所の一例こそ、日本人の原電=原子力発電所に対する意識そのものなのです」
つまり、例の大震災から「原電とは=多量の排泄物(要するに儲けのカスの危険物)が多量に出て後処理が非常に難儀」な訳です。まぁ此処が古くから在る「水力、火力等とは根本的な相異」です。更に
*「大切な場所なのに、ヤバくて臭くて危ない場所はなるべく自分たちから離したい=勝手な要求」
なにか非常に原電に対して無礼では無いのかと。
お師匠様の言われる通り「政治屋なんてぇ馬鹿の上に舌ベロが5枚無いと商売にならねぇ」訳で、どうせその場しのぎの慰め言って「みちのく一人旅」ですわ。結局「てめぇ等でもう散々っぱら電気使い放題使って臭ぇモンには蓋をして、原電現地には多少の銭金ぶりまいてお茶濁すのが関の山」なのです。
*「ガソリンやディーゼルがやがて壊滅するとして、EVばかり注目されるは=原電拡大の腹の内が見え隠れする」
おそらくは世界の為政者、特に日本の政治屋小役人たちは「だからこそ、すべからく?原電が必要なのだよ」と言いたいのでしょう。その気持ちは判らぬわけでは決して無い。しかしもう事が此処まで切迫し追い詰められている最中、もういい加減「政治屋小役人たちは、国民に向かい正直に言うべき」なのです。国民と同じ目線で同じ言葉で。
*「とりあえず現況では原電に頼るしか無い」と。
問題はこの後で、如何に馬鹿で世間知らずの政治屋小役人たちでも解るはずだが「原電の再開や補完はあくまで応急暫定処置であり、直ちに別電源の確保は急務」ですね。早急に「まず火山国の財産でもある地熱発電の大幅拡充=馬鹿役所縦割の国立公園内のくだらねぇ規制」なんぞを早急に取っ払い地熱発電の大幅普及、並びに「全国津々浦々張り巡らされている中小河川を利用した=超ミニミニ発電機設置による簡易水力発電網の整備」等を推奨いたします。
*「馬鹿が出てきた=都知事小池婆の妄言=新築物件への太陽光発電強制配置 馬鹿のやる事ぁ屁までも臭ぇの典型」
しかしまぁこの小池の婆様もいよいよ末期痴呆症状が出て参りました。まず「部品供給、まともな設置業者確保、アフターサービスクレーム体制等など」何の具体的バックアップも無いままの狂気の発言は許されない。まぁしかし都知事ってのも「青島、石原、猪瀬」から始まりまぁ此処まで馬鹿や阿呆が潜伏するのは本当に情けない。こういう小池婆の様な「妄言狂言」が出る背景こそ、実は「原電問題が在る」事を我々はもっと知り、今こそ真剣に考えねばなりませんね。お師匠様には今後とも問題提起、心よりご期待申し上げます。 敬具
*「自分は堂々と、自宅横に原電大歓迎です。まず言いだしっぺが模範示しリスクを背負いこみます」
もちろん近隣の賛同も必要だが、原電だけがテロルや危険にさらされる訳では決して無く、他にもITポイントや鉄道施設、水道施設等など幾らでも標的がありますし、裏返して観れば「当然警備も厳重」になるので返って良いのでは?とも。
このテーマは様々な反論も来るかと思ってますが、その方向性は、「原発はけしからん」というものと「東京に原発はありえない」の2つだろうと。前者はある種議論になってよいとは思いましたが、後者は、なぜ東京がダメなのかというところでどうしても納得できず、個人的には我が家の隣に作ってもいいよと。
もし、政府がそんな危険なというならば、それは地方でも同じだよねと。まさしく、そのラインでご意見賜り感謝です。
そうした論点隠しのやり取りはええかげんにしてくれと感じてます。