スーパーあおきの戦略って・・・

世界のジャイアント馬場とか、燃える闘魂アントニオ猪木とか、頭に冠の付く名前というのがある。以前のブログでは、ただのはんこ屋についた冠が、「セキュリティプラザ」というのもあった。

　伊豆半島内のスーパーといえば、ヤオハンとあおきという二大勢力が覇を競っている。ヤオハンは、かつてシンガポールや上海にも出店。
　そのバブリーな戦略が裏目に出て、倒産し、再建途上であるが、東海岸におけるヤオハンブランドは根強い。あおきは、食料品を中心としたスーパーとして展開している。

　こんなこと書いても、殆どの読者には、ちんぷんかんぷんだろうが、そのあおきが最近、高級イメージを打ち出してきたようだ。
　写真をご覧いただこう・・・ＡＯＫＩ　食文化の＜パラダイス＞楽園（爆）。間の女性の絵も、ただの食料品系スーパーとしては微妙だ（汗）

　断っておくが、ここはあくまで「普通の」スーパーであり、自由が丘ガーデンのごときこだわり食材を扱っているわけではない。
　それをいきなり、食文化のパラダイスたあ、１００年早えぞ（爆）。しかも、苦笑ものなのが、これにいちいち楽園と付け加えるセンスだ。

　しかし、そもそも伊豆で覇を競う相手もそれほどいないのに、ここまで力を入れなくともと思うのだが・・・社長がタヒチマニアだとか（汗）
　そういえば、この絵の女性、わかりにくいが紙袋から覗いているのはパイナップルの葉のようだ。普通、こういうときはフランスパンと相場が決まっているのだが・・・

　このスーパーのビニール製のレジ袋から、ネギを覗かせたオバサンが出てきたのは言うまでもない（汗）。それにしてもパラダイス・・・（苦笑）
　まあ、いいだろう・・・その近くを歩いていた若いお姉さん、Ｔシャツに、「Ｐｌｅｓｅ　ｔａｋｅ　ｍｅ　ｔｏ　Ｈｅａｖｅｎ」とあった・・・

　「私を天国に連れてって」って、おい、それってアブナイように見えるが・・・このお姉さんが海外でこのシャツを着ないことを祈りつつ、パラダイスが永久に発展することを祈る小生であった。