さて、大丸温泉で抜群にきれいな夜明けを見た小生、本来は紅葉も・・・だったことを思い出し、朝一番で茶臼岳に登ることにした。
といっても、登山などには無縁な小生、9合目まで行けるロープウェイに乗るだけなのだが・・・
このロープウェイ、冬季は休止していて、これまで行きたいなあと思いつつ、行けなかった。一度は行ったのだが、あまりの寒さと風に断念したこともあった。
今回は風もなく、天気は快晴。早めのチェックアウトから9時前に到着したが、すでに駐車場はかなり混んでいた。
8:30から運航だったようだが、運よく9:00に乗ることができた。ゴンドラは111名定員のかなり大きなもの。わずかな時間ではあるが、崖がかなり急峻なことはよくわかる。
山頂駅には10分ほどで到着。ここが標高1684mという。茶臼岳は那須連峰の主峰で、標高1915mだというので、山頂まではあと230m登る必要がある。
ちなみに那須連峰の最高峰はこちらではないが、茶臼岳は栃木県唯一の活火山だということで、主峰の貫禄は十分だ。
ここから山頂までは、登山道は整備されているので、ここから約50分ほどで到着するというが、そこまでは気力も装備もないので途中までにした。およそ1750mくらいかと。
ただ、最高の天気の下、景色は抜群だ。が・・・期待した紅葉とはほど遠いものが・・・その時に歩いていた他のお客様によると、すでに紅葉は終わってしまったという。
本当のピーク時には駐車場に入る前から渋滞だったというから、なるほどと・・・ちなみに山頂駅ではピーク時の映像が流れていた。
紅葉には残念だったが、それでも抜群の景色とともにロープウェイのふもととの温度差も実感しながら、なんともいい気分になった。
皆さんもご存じのことと思うが、ここから那須塩原駅までの標高差は約1200mあるので、ここから少し下りればまさに紅葉のジャストタイミングということになる。逆にいえば那須塩原駅付近では紅葉はまだまだこれから・・・ということになる。
それだけ標高差の違いによる季節感の移ろいも楽しめるところが那須の魅力である。
また山頂付近の火口が見えるところまでは行かなかったが、それでも噴煙が漂うのは見えた、さらに言えば、ここから下の標高900m付近にある殺生石あたりでは今も硫黄臭がする。周辺の温泉もかなりのものだ。
にも関わらず、それよりも茶臼岳に近いところにある大丸温泉がほぼ無臭というのは不思議だ。
なんてことを考えながら、次回は本気で山頂まで行ってみようかと・・・さすれば素敵な山ガールとの出会いが待っている・・・と信じたい(苦笑)
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