ご存じ「日本秘湯を守る会」のお宿巡り。今回は、新規開拓のお宿、「薬師平茜宿」におじゃました。とある秘湯のお宿で、別のお客さまから「ここがいいよ」とお聞きしたので・・・
場所は中央高速の塩尻インターから約15分くらいと秘湯のお宿としては抜群にアクセスが便利だ。また、山道を進むときもすれ違いに気を使うようなシーンもなく、びっくり。
びっくりというのも変だが、そのくらい秘湯としては便利なところだ。住所としては松本市に入るが、いずれにしろ日本の真ん中っぽい地点だ。
さて、到着するとお宿の前に男性が一人立っている。おや、チェックイン待ち? と思ったら、蜂がいるということで、ずっと見ていらした様子。
ということで、我々はチェックインのため、入館すると・・・ロビーの向こうには北アルプスの絶景が・・・
この日はあいにく雲に覆われていたが、穂高連峰や槍ヶ岳をはじめとした山々が見事に見渡せるという。滞在中も、槍ヶ岳が見られるタイミングがあった。
いつものように、まずは入浴だ。こちらのお風呂は男女各一か所、それぞれに露天風呂がついている。
内風呂から露天風呂、そして北アルプスを望むアングルで写真を撮ってみた。露天風呂のサイズは少し小ぶりだが、4人くらいは入れる。
内風呂はそれより大きい。そしてこちらの泉質は、ほぼ中性のナチュラルなもので、透明で肌には優しい。
源泉はかなり冷たいようで加温はされているが、ややぬるめながらも、その分子供にも入りやすい感じだ。いつもはカラスの行水の小生でもここならばゆったり入れる。
やや残念なのが、時間での入れ替えもないので、温泉マニアには少し物足りない。それでも、秘湯らしくそれほど混み合わないので、ゆったり何度も入れるのが嬉しい。
何よりゆったりした敷地に、ゆったりとした空気が流れ、そしてお風呂からも北アルプスの絶景が眺められるのが最高である。
もちろん、眼下には松本や塩尻の町が見えるので、夜などは抜群にきれいな夜景が見られる。
今回もチェックイン後、夕食前と後、そして翌朝と4回入浴した。温泉の効用としては神経痛などが挙げられている。
ちなみにこちらは法要の時の日帰りプランなども対応しているので、地元の方などはそうした使い方もしているようだ。
ここまでで、すでにかなり満足していた小生だが、評価を分けるのは食事である。その食事等については別稿にて紹介しよう。
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