アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

日暮し庵で天ざる

2017-08-13 06:00:08 | グルメ

さてさて、松代観光を楽しんだ小生だったが、往路途中でお昼をどうしようか考えていた。検索したところ、観光ゾーン近くのお勧めがいくつか出たが、こういうときにはそばにする小生、決めたのが日暮し庵だった

  

 場所は宝物館のすぐ近く。まず目に留まったのがこちらの登録有形文化財の表示。一瞬わかりにくかったが、どうやら古い建物を使っているようだ。

 店内に入ったところ、先客はなし。逆にお店のスタッフの応対も塩っぽく、ひょっとしてこれはミスったか・・・と不安になったりする。

 

 しかたなし・・・とメニューを見て、海老天ぷらそばの冷たいものを注文。要は天ざるだ。先客はなかったが、待っている間に8人という団体さんをはじめ続々とお客さんが・・・

 おお、気がつけばまたたく間に待ちまでできたぞ。逆に、いいタイミングで入れたというべきか・・・とちょっと安心。だが、なかなかそばが出てこない。

  

 微妙にジリジリし始めたところで、ようやく出てきたのがトップ写真のこれだ。十割の手打ちを謳うが、これはいいそばだ

 コシもいいし、そばの味がする。そしてのど越しが最高にいい。これは待ったかいがあったというべきか。

  

 天ぷらの方は海老などだが、こちらは残念ながら普通に普通だった。もちろん不満があるわけではないんだが・・・もうちょい野菜などもほしかったかと。

 とはいえ、天ぷら用のつゆも別皿で出ているし、箸休めとして・・・いやそれ以上にしっかりと存在感のある天ぷらだった。

 

 さて、美味しいおそばをいただいた後の楽しみとしては、そば湯である。個人的にはポタージュのような濃厚なものが好きなのだが・・・

 こちらのそれは、濃厚とは言わないがそばの味のするものだった。いやあ、なかなか良かったぞ。こちらに来て正解だ。

 

 さて、お店を出てから裏庭を拝見したところ、写真のようにこじんまりしながらも風情のあるものだった。

 あとで知ったが、このお屋敷は真田藩の重臣の家だったという。歴史とお味と・・・いろいろ味わうお昼となった

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