「美郷館」は個人的な感想だが、バランスの良さと清潔感が魅力のお宿だ。トップ写真のように入り口は立派で、一軒宿であることとあいまって、なかなか壮大な印象だ。
入館すると、ロビーの天井の高さとゆったりした空間はなんとも特筆すべきレベルで、小生の行くお宿の中では、平の高房とこちらが双璧だ。
もちろん、清潔感も申し分ない。また敷地全体にゆったり感があり、瀬音の湯の外にはテラスがあるなど、贅沢な空間がある。またお風呂には木の彫刻がついていて、これもちょっとした遊び心の現れだ。
前稿にて紹介したお風呂は滝をテーマにしていて、滝と渓流がこのお宿のポイントになっている。今回宿泊した部屋は、滝が近く音もすごかった。
秘湯のお宿は渓流沿いが多いが、こちらのそれは特にそれを活かしていることがわかる。そして食事だが、山の幸を中心にしているが、重すぎず適度にヘルシーな感じだ。
中居さんに聞いたところ、料理長さんが変わったという・・・言われてみれば、メニューの系統も少し変わっているような・・・
年齢のせいで、少し食べる量は減っているので、今までなら物足りなかったかも知れないが、ちょうどいいボリュームになっていた。
朝食もご飯を美味しくいただくおかずが豊富で、ご飯をしっかりいただいた。
さて、この日は天気もよかったので、夜星が見えるかと外に出てみた。すると予想通り、素晴らしい星空が見えた。こちらの写真をご覧いただこう。スマホで、ここまでしっかり北斗七星が写っているとは・・・
Galaxy S22のカメラのパワーを実感した次第。ただ、思わぬハプニングも・・・お宿から外に出たら、駐車場でセンサーライトが点いた。
たちまちお宿のスタッフさんが出てきたので・・・お聞きしたら、カモシカが出没するので、センサーライトが点いたら出てくるのだと。
すなわち、カモシカに間違えられたという・・・(苦笑)
翌朝、月見の湯から向こう岸を見ていたら、図らずもカモシカが・・・おお、私の身代わりかも・・・(苦笑)
お風呂に掲示された歌もおしゃれだし、なかなかセンスの良さがうかがえる。そうそう、今回もチェックアウトの際、「ご招待で選んでいただきありがとうございます」と。
この気持ちが、きっとこのお宿の価値なんだろうなあ・・・と。再訪は間違いないところである。
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